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例のゴミ箱でMac Proを作るフレームキットを本気で商品化してみた by元店員M:冬のASCIIフェス

2013年11月13日 10時00分更新

ProフレームKIT

 どうも、元店員Mです。以前、Mac Proに似ていると話題になったイデア株式会社様のideacoブランドのゴミ箱『TUBELOR』でPC(関連記事)を作りましたが、あれですとどうしてもゴミ箱本体をカットする必要があり、組み立てが大変です。ならいっそのこと、簡単に組み立てれるようにマザーボードや電源ユニットなどを内部で固定できるフレームがあればいいんじゃないかと思い、フレームキットを作りました。

ProフレームKIT

 その名も『ProフレームKIT』(1万4800円、11月15日発売予定)です。部品構成は底板、スイッチがある底板、マザーボードを固定する板、マザーボードを固定するフレーム、電源ユニットを固定するためのフレーム、2.5インチストレージを2台固定するためのフレーム、ファンを固定するための板2枚とネジ類。PCケースとして扱うゴミ箱『TUBELOR』はお好きな色をお買い求めください。あ、もちろん中のPCパーツも別売です。

 マザーボードはミニITXが収納可能。電源ユニットのサイズはSFX。ストレージは2.5インチ(最大2台)、冷却には12センチファンが1個必要です。CPUクーラーの背の高さにはご注意を。

ProフレームKIT

 さて、ProフレームKITにはマニュアルが付属しておりますが、今回はざっと組み立て方をご説明いたします。中身のPCパーツはある程度前回から流用しました。CPUはCore i7-2600K(3.4GHz)、マザーはインテル『DH67CF』(H67、ミニITX)、メモリーは2GB×2、SSDはインテル『SSD520』(120GB)×2、SFX電源ユニット(300W)は家に余っていたのを使いました。

●手順1~底部を組む~

ProフレームKIT
ProフレームKIT
ProフレームKIT

 まずはTUBELORの底についている輪っかを外し、それを底板にかぶせます。その上からスイッチが付いた底板をかぶせて、4ヵ所ネジ止めします。

ProフレームKIT

 次はマザーボードを固定するフレームを先ほどの底板に3ヵ所ネジ止めします。向きにご注意ください。

●手順2~ファンを固定する~

ProフレームKIT

 12センチファンを取り付けるためにファン固定板(中央に大きな穴があり、ネジ穴が6つ空いている板のほう)を、マザーボードを固定するフレームに2ヵ所ネジ止めして固定します。

ProフレームKIT

 ファンガードをのせます。

ProフレームKIT
ProフレームKIT

 その上からさらに、12センチファン、ファンガード、もう1枚のファン固定板をネジ穴に合わせて置きます。あとは細長いネジとナットが4セット入っていますので、それでフレームにファンを固定します。

ProフレームKIT

 ファン固定板には穴がありますので、マザーボードに接続する電源ケーブルを通します。ファンケーブルも通しておきましょう。

●手順3~電源ユニットとストレージを固定する~

ProフレームKIT

 電源ユニットを電源固定フレームにネジで取り付けます。

ProフレームKIT
ProフレームKIT

 SSD(2.5インチHDDも可)を固定フレームに1台、または2台ネジで取り付けます。

ProフレームKIT

 電源ユニットとストレージをマザーボード固定フレームにネジで固定します。

●手順4~マザボードを取り付ける~

ProフレームKIT

 いよいよマザーボードを取り付けます。

ProフレームKIT
ProフレームKIT
ProフレームKIT

 各種ケーブルを配線します。

ProフレームKIT

 キーボード、マウス、モニター、電源ケーブルをつなげます(写真はTUBLORのふたをかぶせてない状態です)。

●完成!電源をオン

ProフレームKIT
ProフレームKIT

 と、このようにProフレームKITを使えば、比較的簡単にMac Proモドキが作れます。今回使用したTUBELOR(黒)でしたが、もちろんほかの色でも大丈夫です。

【ご注意】TUBELORはPCになったあとだと、残念ながらゴミ箱としてはもう使えません。ゴミ箱として利用したい方はもうひとつお買い求めください。

ProフレームKIT

<編集部ジサトライッペイからのお知らせ>元店員M氏が制作したProフレームKITはTUBELORに組み込んだ状態で、11月17日(日)にベルサール秋葉原にて開催する冬のASCIIフェスで展示予定です。展示コーナーはジサトラ本部。ご興味ある方はぜひ実物をご覧にきてください。

ジサトラ本部
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