『miCoach SMART RUN』
●アディダスジャパン
●直販価格4万7250円
●11月15日発売(全国のアディダス直営店と『adidas ONLINE shop』(関連サイト)にて)
『miCoach SMART RUN』はAndroid4.1.1を搭載したスポーツ用の時計型ガジェット。心拍数、消費カロリー、移動距離、ランニングやサイクリング時などのペース、スピード、ルート、時間の計測ができます。GPS機能や、加速度センサーも搭載。アディダスのサイト『アディダス マイコーチ』(関連サイト)と連携して、目的に応じたトレーニングメニューを実行することができます。
↑LED光学式心拍センサーが付いており、皮膚下の血流を読み取り、心拍数を計測。
従来、心拍数計測は胸部に胸スラップを装着するのが主流。『miCoach SMART RUN』はMio Globalとロイヤル・フィリップの共同開発で誕生したLED光学式心拍センサーの技術により、腕時計型デバイスで心拍数の測定が可能になりました。
↑フルカラーのタッチスクリーンを採用で、直感的な操作ができます。物理キーはひとつのみ。
↑ベルトが太く、カジュアルなデザイン。全長は約263.1ミリ。
↑時計部分の厚さは約15.6ミリ。
↑ベルト抜きの端末の重量は約80.5グラム。女子の手に装着するとやや大きく見えますが、重さは見た目より軽いという印象でした。
装着して走ってみます!
日頃の運動不足がたたって、駅の階段をのぼるだけで息切れする私ナベコですが、かつてはソフトボール部に所属していたスポーツ女子。ちなみに打順は9番で守備はライト。これを機に少しはカラダを動かそうと、さっそく『miCoach SMART RUN』装着して走ってみることにしました。
WiFi接続してアカウントにログイン
WiFi設定をして無線に接続。それから『アディダス マイコーチ』のアカウントにログインします。端末が小さいので、ログイン時のメールアドレスなどを入力するのがやや面倒ですが、最初だけ。アカウントはサイトにてあらかじめ設定しておきましょう。トレーニングメニューの設定もサイトから。
走っている最中に装着感が気にならない
普段、走らないのでかる~くかる~く走ってみました。『miCoach SMART RUN』は重量もそこまでなく、装着感が気にならず走ることができました。以前、同じくアディダスの胸部装着タイプ心拍計『miCoach Heart rate Monitor for Bluetooth Smart』を使ったことがありますが、服の下に着けて目に見えないぶんズレているのではないかと気になりましたが、腕に巻くのでそのような心配もありません。
自分の心拍がリアルタイムで目に見える!
走り始めてすぐに『miCoach SMART RUN』にリアルタイムの心拍数が表示され、ランニングへのモチベーションが上がります。運動の緩急をつける指示がある場合、振動してナビゲーションをしてくれます。Bluetooth対応のワイヤレスヘッドセットを利用すると、音声ナビゲーションがスムーズかつ、MP3のスピーカーも搭載しているので、お気に入りの音楽を聴きならが走ることもできます。
走行距離や消費カロリーもすぐわかる
走行した距離や消費したカロリーなどもその場で『miCoach SMART RUN』で確認できます。(今回はGPSに対応していないデモ機であったために、走行距離の表示はされていません。)WiFi環境にいるだけで、自動的に『アディダス マイコーチ』に記録されるので、さらに詳細なトレーニングデータを見るのはサイトから。
心拍数が手軽に見えるのがいい
実際につけて走ってみた感想としては、スマホなどを介してではなく腕に着けた『miCoach SMART RUN』を見るだけで心拍数がわかるのが手軽。運動の心拍数が数値化されることによって、ランニングの爽快さが増します。
価格はやや高めですが、手軽に装着できて本格なコーチングしてくれる『miCoach SMART RUN』は、目標をもってスポーツに取り組む人に良い成果を生んでくれること間違いないアイテムと言えそうです。
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