WD Green 4TB WD40EZRX
●ウエスタンデジタル(関連サイト)
実売価格 1万7500円前後
CHECK POINT
単体で4TBの大容量
3.5インチHDDとして現行最大容量となる4TBを実現。フルHD動画などの大容量データも余裕で保存できる。
省電力かつ静音
3.5インチHDDトップクラスの省電力。発熱も少なく安定して利用できる。動作音や振動も少なく静音PCにも最適。
1TBプラッターで高速
1枚あたり1TBの大容量ディスクを採用。回転数は高速HDDより低いが、高プラッター容量で高速な転送速度を実現。
↑1台で2TB HDDなら2台分の容量を確保。複数のドライブレターを使い分ける煩わしさから開放される。HDDベイやSATAポートの有効活用も可能。
↑HDDは、プラッター容量が多いほど転送速度が速い。実際WD40EZRXは、プラッター容量が250GBの7200回転1TB HDDよりも転送速度が高速だった。
↑WD40EZRXは、実測でリード/ライト時約7W、アイドル時約4Wと、旧世代の1TB HDDより平均で5W近く省エネで、消費電力を大幅に低減できる。
大容量で省エネ&静音データドライブ決定版
『WD40EZRX』は、省電力かつ静音で、コストパフォーマンスにも優れ人気を集める『WD Greenシリーズ』待望の大容量4TBモデルだ。PCに保存するデータ容量は、年を追うごとに増えてきているため、過去に購入した1TBや2TBのHDDを複数取り付けて容量を確保している人も少なくないだろう。しかし4TB HDDなら1台で十分な容量が確保でき、HDDベイやSATAポートを節約できる。また、消費電力も低減可能。実際に、5年ほど前の1TB HDDと比較すると、消費電力は平均で約5W少ない。この1TB HDD4台を『WD40EZRX』1台に交換するだけで、消費電力を約40Wも削減できる。これなら、電気代も大きく節約できそうだ。
WD40EZRXは、データを記録する磁性体を塗布した金属ディスク“プラッター”の容量が1TBと大きい。プラッターの容量が大きいと、小さいものよりも読み書きの動作効率が高く転送速度が速い。実測してみると、読み書きとも毎秒140MB超となかなかの速度を確認。これは、250GBディスクを4枚搭載する数年前の7200回転の1TB HDDより速く、速度への不満はほぼないだろう。
本製品は、XPでは対応していないビッグセクターを扱うアドバンストフォーマット仕様だ。しかし、この問題を自動で回避するオートアライン機能の搭載により、XPでも問題なく利用できる。もちろんMac OSもOK。さらに、HDD複製ツールも無償提供されているので、換装も容易。容量が少なくなった古いHDDの買い換えにはおススメなイチオシの製品だ。
SPEC
保存容量 4TB
バッファー 64MB
インターフェース SATA3(6Gbps)
フォームファクター 3.5インチ
回転速度 IntelliPower
転送速度 毎秒150MB
平均消費電力 読み書き時:4.5W、アイドル時:3.3W、スリープ時:0.4W
平均動作音 シーク時:28dBA、アイドル時:25dBA
保証期間 2年
【テスト環境】CPU:Core i7-4770K(3.5GHz)、マザーボード:Intel DZ87KLT-75K(IntelZ87)、メモリー:DDR3-1600 4GB×2、システム用ストレージ:Intel SSD 520 240GB、OS:Windows 8 Pro(64bit)、比較用HDD:2007年9月発売の7200回転の1TB HDD。
【転送速度テスト環境】『CrystalDiskMark 3.0.2』を使用し、ファイルサイズ”1000MB”に設定し、テスト回数5回で検証。
【消費電力テスト環境】HDDの電源をACアダプターから取り、“CrystalDiskMark 3.0.2”実行中およびアイドル時に、ACアダプターに取り付けたワットチェッカーで計測。
提供:ウエスタンデジタル
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります