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大容量で省エネ&静音データドライブ決定版『WD Green 4TB WD40EZRX』

2013年11月04日 16時30分更新

WD Green 4TB WD40EZRX
●ウエスタンデジタル(関連サイト
実売価格 1万7500円前後

大容量で省エネ&静音データドライブ決定版『WD Green 4TB WD40EZRX』

CHECK POINT
単体で4TBの大容量

3.5インチHDDとして現行最大容量となる4TBを実現。フルHD動画などの大容量データも余裕で保存できる。

省電力かつ静音
3.5インチHDDトップクラスの省電力。発熱も少なく安定して利用できる。動作音や振動も少なく静音PCにも最適。

1TBプラッターで高速
1枚あたり1TBの大容量ディスクを採用。回転数は高速HDDより低いが、高プラッター容量で高速な転送速度を実現。

大容量で省エネ&静音データドライブ決定版『WD Green 4TB WD40EZRX』

↑1台で2TB HDDなら2台分の容量を確保。複数のドライブレターを使い分ける煩わしさから開放される。HDDベイやSATAポートの有効活用も可能。

大容量で省エネ&静音データドライブ決定版『WD Green 4TB WD40EZRX』

↑HDDは、プラッター容量が多いほど転送速度が速い。実際WD40EZRXは、プラッター容量が250GBの7200回転1TB HDDよりも転送速度が高速だった。

大容量で省エネ&静音データドライブ決定版『WD Green 4TB WD40EZRX』

↑WD40EZRXは、実測でリード/ライト時約7W、アイドル時約4Wと、旧世代の1TB HDDより平均で5W近く省エネで、消費電力を大幅に低減できる。

大容量で省エネ&静音データドライブ決定版
 『WD40EZRX』は、省電力かつ静音で、コストパフォーマンスにも優れ人気を集める『WD Greenシリーズ』待望の大容量4TBモデルだ。PCに保存するデータ容量は、年を追うごとに増えてきているため、過去に購入した1TBや2TBのHDDを複数取り付けて容量を確保している人も少なくないだろう。しかし4TB HDDなら1台で十分な容量が確保でき、HDDベイやSATAポートを節約できる。また、消費電力も低減可能。実際に、5年ほど前の1TB HDDと比較すると、消費電力は平均で約5W少ない。この1TB HDD4台を『WD40EZRX』1台に交換するだけで、消費電力を約40Wも削減できる。これなら、電気代も大きく節約できそうだ。

 WD40EZRXは、データを記録する磁性体を塗布した金属ディスク“プラッター”の容量が1TBと大きい。プラッターの容量が大きいと、小さいものよりも読み書きの動作効率が高く転送速度が速い。実測してみると、読み書きとも毎秒140MB超となかなかの速度を確認。これは、250GBディスクを4枚搭載する数年前の7200回転の1TB HDDより速く、速度への不満はほぼないだろう。


 本製品は、XPでは対応していないビッグセクターを扱うアドバンストフォーマット仕様だ。しかし、この問題を自動で回避するオートアライン機能の搭載により、XPでも問題なく利用できる。もちろんMac OSもOK。さらに、HDD複製ツールも無償提供されているので、換装も容易。容量が少なくなった古いHDDの買い換えにはおススメなイチオシの製品だ。

SPEC
保存容量 4TB
バッファー 64MB
インターフェース SATA3(6Gbps)
フォームファクター 3.5インチ
回転速度 IntelliPower
転送速度 毎秒150MB
平均消費電力 読み書き時:4.5W、アイドル時:3.3W、スリープ時:0.4W
平均動作音 シーク時:28dBA、アイドル時:25dBA
保証期間 2年
【テスト環境】CPU:Core i7-4770K(3.5GHz)、マザーボード:Intel DZ87KLT-75K(IntelZ87)、メモリー:DDR3-1600 4GB×2、システム用ストレージ:Intel SSD 520 240GB、OS:Windows 8 Pro(64bit)、比較用HDD:2007年9月発売の7200回転の1TB HDD。
【転送速度テスト環境】『CrystalDiskMark 3.0.2』を使用し、ファイルサイズ”1000MB”に設定し、テスト回数5回で検証。
【消費電力テスト環境】HDDの電源をACアダプターから取り、“CrystalDiskMark 3.0.2”実行中およびアイドル時に、ACアダプターに取り付けたワットチェッカーで計測。

提供:ウエスタンデジタル

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