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今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

2013年10月23日 14時45分更新

「最高の商品をお届けできることを誇りに思う」とアップルが自信満々で披露した魅惑の製品群。そのなかからiPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルを選び実機レビューをお送りします!

どれを買うか迷います
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

大幅軽量化された9.7型iPad Airはつねに携帯できる大型タブ

 iPad Airは、とにかく薄さが際立つiPadのフラッグシップモデル。ベゼルを43%、厚さを9.4ミリから7.5ミリへ、そして重量を652グラムから469グラムへとなんと183グラムも軽量化しています(WiFiモデルの場合のスペックです)。

べらぼうに薄い!
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー
やたらと軽い!
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

 その軽さはなかなかお伝えしにくいのですが、上の写真のように親指と人差し指でつまんでも全然不安感のないほどの軽量感です。これが9.7型タブレットの重さなのですから驚き。自分のものじゃないからやったわけではないですよ!

ベゼルが狭くても誤動作なし
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

 なお画面サイズが同じで、サイズが241.2×185.7×9.4ミリ→241×169.5×7.5ミリと小さくなっているので、当然ベゼルが狭くなっているのですが、誤操作の心配はありません。

 実はiPad Airは画面外周部を誤って触っても、ページめくりなどをしないように、ソフトウェア的な補正を行なっているそうです。その軽さから片手操作が電車内などでデフォルトになりそうですが、親指の腹が触れて「モー!」とならないわけですね。

RetinaなiPad miniは最強の電子書籍リーダー

 iPad mini Retinaディスプレイモデルはボディーサイズはまったく変更なし。地味に308グラムから331グラムへと重量が増えていますが(WiFiモデルの場合のスペックです)、個別に持ったときにはその差はまったくわかりません。ワタシがアップルの社長だったら重量増は黙っていて、指摘されても「個体差だ!」としらを切りますが、アップルったら正直者です。

 で、肝心のRetinaディスプレー(2048x1536ドット)ですが、美しすぎる一言です。リップサービスでもなんでもなく、9.7型のiPad Retinaディスプレイモデルですらドットが見えなかったのですから、解像度が326dpiに上がっているiPad mini Retinaディスプレイモデルの画質に不満などあるはずもありません。

 あ、ちなみに下の写真であまり画質がよく見えないのは、私のコンデジの低感度のせいです。申し訳ございませんが、脳内補正してください。

映画とか…
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー
小説とか…
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー
コミックも最高品質で鑑賞!
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

 正直従来のiPad miniではコミックのスクリーントーンなどに変な模様が出ちゃって大変イヤンだったのですが、iPad mini Retinaディスプレイモデルでは(尾田先生の)ペン先の息遣いまで感じられそうです。

しかも激速
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

 そのうえ“mini”なのに、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルはどちらも、iPhone5sに採用された“A7プロセッサー”を搭載。超高解像度&美麗&動きまくりゲーム『Infinity Blade III』を余裕で動作させます。証拠は下記動画です。

iPad mini Retinaディスプレイモデルでゲームしてみた

どちらを買いますか
今回のiPadはAirとminiのどちらを買うべきか? 実機体験レビュー

 今回、iPad AirとiPad mini Retinaディスプレーモデルのどちらを買うかは、まさに究極の選択。仕事柄、毎回1モデルを買おうと決めているワタシも、今回ほど悩んだことはありません。

 つねに持ち歩ける軽量ボディーを実現した大型タブレットである『iPad Air』、理想のサイズに最高の解像度を実装した『iPad mini Retinaディスプレイモデル』。ワタシにはどちらのサイズのタブレットも必要なので(ほしいので)、半泣き、半笑いで両方とも購入することにいたします!

 あ、でも、あと容量と色を決めないといけないんですよね……。

●関連サイト
アップル

(2013年10月23日17時38分)記事初出時、“Retina”のつづりを間違えている場所が多数ありました。お詫びして訂正いたします。

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