Windows 8のUIを旧Windows化できるソフト『Back to XP for 8』を、マグノリアが11月15日に発売する。パッケージ価格は3980円。主にスタートボタンの設置と、MS Officeのツール&メニューバーを復活させるソフトで、30日無料試用版の提供も開始した。
■従来のスタートボタンと再開
『Back to XP for 8』は、限りなくWindowsっぽいロゴを使ったスタートボタンを採用している。XPだけでなく、95/98/Meふう、Vista/7ふうの3パターンが用意され、スタートメニューはそれぞれ大、小、好みのサイズで表示できる。
Windows XPふう |
Windows 95/98/Meふう |
Windows Vista/7ふう |
○小さいアイコンにして表示した場合
Windows XPふう(小) |
Windows 95/98/Meふう(小) |
Windows Vista/7ふう(小) |
■スタートメニューのカスタマイズ
設定画面では、表示内容をチェックボックスで設定できる。マイコンピュータやコントロールパネルのサブメニューを表示したり、カテゴリー表示にしたりといったことも可能だ。もちろん、人気無料ソフト『Classic Shell』などでも同じことはできるが、微妙に表示名が違っていたり、初心者には設定項目が多すぎて逆に困ることもあるため、このくらいシンプルな設定のほうが安心かもしれない。
設定は必要なものだけ最小限 |
■MS Officeにツールバーとメニューバーを復活!
Word、Excel、PowerPoint、Outlook2013のメニュータブに、ツールバーとメニューバーが再現された操作パネルを追加する。これなら仕事用のPCもスムーズに移行できるだろう。
Word 2013の画面 |
Excle 2013の画面 |
Outlook 2013の画面 |
■ユーティリティを即呼び出せる
設定メニューには、デフラグ、不要ファイル削除、ディフェンダー設定、UAC設定、ウィンドウズアップデート設定、インデックス設定、システム構成ユーティリティ、タスクバー設定といったよく使うユーティリティーをすぐに呼び出せる機能も付いている。
ユーティリティーがまとまっている |
■XP愛を満足させる4Kサイズの“草原”壁紙
8はデフォルトの壁紙が派手で落ち着かないという人のために、“あの壁紙”もついてくる。画面は8.1のデスクトップ上でチャームを出してみたところ。
あの丘を再現! |
ちなみにこの草原、カリフォルニア州のソノマバレーではなく、CGとのこと(こちらのほうが草がふかふかで、影がない)。
3分割画面で操作してみたり |
Windwos XPとOffice 2003のサポート終了は2014年4月9日。1万本以上の導入で単価が597円程度になるボリュームライセンス販売も予定している。
対応機種/動作環境
OS Windows 8/8.1(32bit/64bit)
CPU 1GHz以上
メモリー 1GB以上
HDD空き容量 約12MB以上
グラフィック 800×600ドット以上
■関連サイト
Back to XP for 8
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