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仕事の学びを社外に発信していくのがビジネスパーソン2.0――オフィス永井代表 永井孝尚

2013年10月28日 11時25分更新

ルールを変えようキャンペーン

 多摩大学大学院・客員教授。オフィス永井代表の永井孝尚さんに、「大切にしている自分ルール」や「ルールについての考え方」をお聞きしました。

 

 こんにちは。永井孝尚です。
『100円のコーラを1000円で売る方法』という本の著者です。

 今日は「ルールを変えよう」というテーマでお題をいただいたんですが、私は「ビジネスパーソン2.0」という考え方をお話ししたいなと思います。

 1.0という考え方もあるんですね。
 何が違うかということなんですが、1.0は昔ながらのビジネスパーソンです。
 つまり、会社の中の個人という考え方に対して、今は、会社の中の個人はあるんだけど、独立した個人、そういうビジネスパーソンが増えてきていると思います。
 何がどういうふうに違ってきているのかということなんですけど、今まで自己実現というと、会社の中の成長、会社の成長=自分の成長という形だったんですが、これが、会社とは別に、自分の成長もしっかり考えていくという形ですね。

 情報発信とかコミュニケーションでいうと、今までは、完全に会社の中のコミュニケーションが中心だったのに対して、もっと社外に対して自分の仕事の学びを情報発信していくという考え方ですね。
 これがビジネスパーソン2.0の在り方です。

 私自身も7年前からいろんな仕事の学びをブログに毎日書くようにしています。
 加えて、5年前に初めて自分の仕事の学びを本に書かせていただきました。
 『バリュープロポジション戦略 50の戦略』という本を自費出版で出したんですけど、それが『100円のコーラを1000円で売る方法』につながっています。

 是非みなさんも自分の学びをもっと社会に情報発信していって、ビジネスパーソン2.0という形に進化を目指していただければなと思います。

 

永井孝尚(ながいたかひさ)

多摩大学大学院・経営情報研究科客員教授。オフィス永井 株式会社 代表。
1984年に慶應義塾大学工学部・計測工学科(現理工学部・物理情報工学科)を卒業。同年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。
マーケティングマネージャーとして、CRMソリューションのマーケティング戦略立案・実施を担当。バリュープロポジションに基づいたマーケティング施策の推進により、日本市場シェア1位と市場認知度1位獲得に貢献。2007年からは同社ソフトウェア事業で事業戦略を担当。
2013年6月、日本アイ・ビー・エムを退社。同年7月、オフィス永井株式会社を設立。マーケティング、戦略思考、問題解決といったビジネススキル分野について、書籍執筆、講演、企業研修を中心に活動している。主な著書に、50万部のベストセラーになった『100円のコーラを1000円で売る方法』シリーズ(中経出版)

■関連サイト

永井孝尚のMM21

角川EPUB選書 創刊記念 ルールを変えよう!キャンペーン 特設サイト

ルールを変えようキャンペーン

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