『PENTAX K-3』
●予想実売価格 20万円前後(18-135mm防水レンズキット)
●11月上旬発売予定
リコーイメージングは、デジタル一眼カメラ“K”シリーズの最上位機種を発売する。『K-3』の目玉は新開発の“ローパスセレクター”。
露光中にイメージセンサーユニットを、サブピクセル単位という微小に駆動させ、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果が得られる新機能。
“ローパスフィルター”の最大のメリットは高い解像感を得られること。キリッパリッとした写真が撮れる。逆にデメリットは被写体にはない“偽色”や“モアレ”が発生しやすくなる。
ソニーは『RX1R』と『RX1』、ニコンは『D800E』と『D800』を登場させ、『RX1R』や『D800E』のローパスフィルターなしタイプは、登場当初は予約すらできなかったほどの人気。
ペンタックスは、2モデル出すのではなく、もともとローパスフィルターは搭載せずに、技術的にローパスフィルターと同等の機能を実現するという方法を取った。
これはレンズ交換式デジカメで世界初の技術。効果が固定される光学式に対し、ローパスフィルターのON/OFFだけでなく、強弱の選択も可能としている。
新技術ばかりに目が行きがちだが、そこは最上位機種。
有効2400万画素に、27点AF、最高秒8.3コマの高速連写、視野率100%の光学ファインダーを搭載。
さらに 新搭載の約8.6万画素RGB測光センサーによる精度の高い露出制御を実現、4K(3840×2160ドット)のインターバル動画も撮れるなど、まさに最上位機にふさわしいつくり。防滴防塵に加え、マイナス10度までの耐寒性能、さらに、レンズも“WR”ということは、付属レンズまで簡易防水機構。
さらに、ペンタックスのお家芸といってもいいカラー展開も実施。
『PENTAX K-3 Premium Silver Edition』
●全世界2000台限定
●予想実売価格 18万円前後
●11月下旬発売
同社の高性能レンズ“Limited”シリーズのシルバーモデルと組み合わせることを考えてつくられたモデル。
他社にはない、ユニークな機種を生み出し続けるPENTAXブランドならではの新機種。登場が楽しみッス!!
●SPEC
有効画素数 2435万画素
撮像素子 APS-C(23.5×25.6mm)サイズCMOS
液晶 3.2インチTFT(103,7万ドット)
動画撮影 1920×1080ドット(MPEG4 AVC/H.264)
サイズ/撮影時重量 131.5(W)×77.5(D)×100(H)mm/約800g
■リンク
リコーイメージング
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79,800円
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24,720円
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