アップルストア表参道が出来るまで1：地上1階建てなのに高さは10m｜Mac

2013年10月02日 12時30分更新

　Appleファンなら「アップルストア表参道が建設中」との情報をすでに聞きつけていることでしょう。このウワサの発信元になったブログの中の人に前回、直撃インタビューしました（関連記事）。MacPeople編集部では、港区を拠点にオフィスビルの紹介やコンサルティングをしている不動産会社ジャパン･プロパティーズさんの協力のもと、建設現場の様子を観察していきます。

　第0回となる前回は、現地を訪ねて周囲の様子を観察すると同時に「建築計画のお知らせ」表示からわかることを推測しました。今回は、工事の進捗状況とさらに突っ込んだ推測です。

アップルストア表参道　予定地はここだ！

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　現在、地下基礎部分への鉄筋の据付とコンクリート打設が交互に行われています。トラックからは続々と鉄筋が下ろされています。

　地上1階地下2階の建築物を作るのには大きすぎると思われる、据付型の大型クレーンが稼働しています。さすがに敷地内全域への物資投入には、この規模のクレーンが必要なんですね。

　ここは表参道でも最も交通量の多い地点であり、余剰地もありません。近くには表参道ヒルズなどがあり、平日の昼間でも大勢の人で賑わっています。資材の搬出入も、信号の切り替わりの合間に通行人に止まってもらい、安全を期して慎重に行われています。搬入口には、２人の警備員も見られます。

　9月下旬には、新たな建築概要のお知らせも掲示されました。

2014年2月28日竣工予定
地上1階地下2階　高さ10メートル

　1階部分だけで高さ10メートルとは、かなり面白い建物になりそうです。やはり、前回予想したように、1階にはガラスのモニュメントのような入り口しかないニューヨークや上海のアップルストアのような建物になる可能性もあるのでしょうか？　それとも、前回のインタビューにもあったように短期間での立て替えを視野に入れた大規模すぎない建物なのでしょうか。