移行できるデータ、できないデータ
全貌がベールに包まれていた発売前はもちろん、発売後も引き続き、iPhone5s/5c関連記事は多くのユーザーからアクセスされています。特に基本的な記事が読まれていて、今回iPhoneデビューした人が多いのだろうなということを感じさせます。
Androidスマホやガラケー(フィーチャーフォン)からiPhone5s/5cに乗り替えた皆さん、あるいは、旧iPhoneから新iPhoneへ初めて買い替えたという皆さんにとって、最大の関心事は「これまで使っていたデータはiPhoneに移行できるのか?」という点でしょう。
結論から言うと、移行できるデータとできないデータがあります(上表)。また、Android端末よりもガラケーのほうが、移行できるデータの種類は限られます。Android端末もガラケーも、iPhoneとはデータの扱い方が異なるからです。
また、Android端末もガラケーも非常に多くのバリエーションがあり、機種やOSのバージョンなどによってデータの扱い方が異なる場合があります。ですので、上の表に記載されたデータであっても、必ずiPhoneに持ってこれるとは限りません。端末の仕様によっていいかんともし難い部分もあります。
Android 2.x端末から移行する場合
Android端末は、OSのバージョンが2.x系のものと4.x系のものに大別でき、バージョンによってデータの移行方法が異なります。まずは、Android 2.x系のデータの移行方法から。
上図のように、2.x系の場合は、端末をUSBで直接パソコンにつなぐ、あるいはデータを保存しているmicroSDをパソコンで読み取るという方法が有効です。移行したいデータをドラッグ&ドロップしてパソコンにコピー→コピーしたデータをパソコン経由でiPhoneに取り込む、というステップを踏みます。
Android 4.x端末から移行する場合
今度はAndroid 4.x系の端末からのデータ移行です。4.xの場合は、「Android File Transfer」(外部サイト)という無料アプリを使用します。このアプリを使ってAndroid端末内のデータを表示させ、必要なデータを探してコピーするという手順です。
詳細はMacPeople11月号で
以上がデータの移行方法のあらましです。ガラケーからのデータ移行についても、基本的にはAndroid 2.x端末と同じです。なお、発売されたばかりのMacPeople11月号(9月28日発売)では、このあたりをもう少し詳しく、キャリアメールやアドレスデータ、カレンダーデータなどの移行方法を詳しく解説しております。
もっと詳しく知りたいという方は、ご一読いただければと思います。11月号は厚さが通常号の倍以上、300ページの特別号となっています。iOS7の使い方もガッツリ解説していますので、保存版として最適です。
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