9月26日角川ゲームスは、東京国際フォーラムにて『KADOKAWA GAME STUDIO MEDIA BRIEFING 2013 AUTUMN』を開催。DMM.comにてサービス提供中の『艦隊これくしょん-艦これ-』のPS Vita用ソフト『艦これ改(仮)』とアニメ化の計画を明らかにした。
発表会は、角川ゲームス代表取締役社長『安田善巳』氏(左)と、開発本部副本部長『田中謙介』氏(右)の2人が登壇して進行。
『艦これ』のコンシューマー版『艦これ改(仮)』を、PS Vita用タイトルとして2014年を目途に開発していることを発表。9月9日にソニー・コンピュータエンタテインメントがPS4や新型PS Vitaなどを発表するため行なった『SCEJA Press Conference 2013』のPS Vita新作タイトルPVにて、本作の正規空母”赤城”が一瞬登場した理由が明らかとなった形だ。
田中氏は本作について、一部のユーザーが期待しているハイスピードシューティングや本格艦隊シミュレーションではなく、”最上”が”最上改”になるくらいの『艦これ』と表現。
奔放初公開となるPVも公開した。
また、戦艦”伊勢”や軽巡洋艦の”北上”を演じる声優の大坪由佳さんが登場し、本作の声を当てる際にウェブで演じる艦のことを調べてのぞんだなどのエピソードを語った。
自身が声を当てた北上として「スーパー北上様だよ。『艦これ』Vita版、アニメ化いいね~、しびれるね~、ありがとね」と演じる一幕も。
DMM.comのプロデューサー岡宮道生氏も登壇。田中氏から曲のオファーがあり、本作の夜戦時の”夜戦曲”を手掛けた話を語った。
さらに、角川書店常務取締役、安田猛氏が登壇し、”艦これ”のアニメ化も計画していることを発表。安田氏は、”艦これ”には、ストーリーがないので田中氏に原案を考えてもらい進めたい、原作の声優のままでアニメ化すると発言。
また、アニメーションにて艦娘がどう動くのかなどをアニメ事業部のスタッフと角川ゲームスのスタッフとで話し合いをしていると語った。
今回、ゲームの仔細な概要や画面などはなかったのは残念だったが、着実に新しい艦娘が増え、人気も上昇し続ける本作の新作ゲーム、アニメの新情報に期待が高まる。すでに『艦これ改(仮)』のティザーサイトも公開されているのでチェックしておこう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります