トラブルにより延期となっていた“イプシロンロケット”の打ち上げが、いよいよ明日、9月14日(土)13時45分に再開される予定だ。打ち上げ時刻の天候は曇り一時晴れの予報とのこと。
これまでの半分以下の費用(38億円)で製造でき、“ガンプラ形式”と呼ばれるほど組み立てが簡単なのが特徴。ロケット自身が状態を報告しながら飛び立てるため、管制オペレーターも2人、パソコンも数台で飛ばせるという、画期的なロケット。今回、初めての打ち上げで、地球の軌道をまわる宇宙望遠鏡『SPRINT-A』を宇宙に運ぶ予定になっている。
©JAXA |
そんなイプシロンロケットの打ち上げの様子を、現地、鹿児島県肝付町・内之浦宇宙空間観測所から生中継してくれるサイト、または生中継をみんなで見守れる場所を、再びまとめてみた。
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ネットで盛り上がる人向け
■NVS ネコビデオ ビジュアル ソリューションズ
イプシロンロケット試験機/惑星分光観測衛星(SPRINT-A)打上げに関する中継【JAXA】
↑ロケットの打ち上げ中継で定評のあるNVSが、鹿児島県、肝付町の内之浦より独自ソースで中継。現場の臨場感を伝える。放送は9月14日 (土) 13:00~で、同日、9月14日 (土) 16:00~は、打上げ後の会見も中継してくれる予定。USTREAMとニコ生両方で放送する。
■ファン!ファン!JAXA!
イプシロンロケット惑星分光観測衛星(SPRINT-A)特設サイト
↑JAXAの公式サイト。YouTubeとUstreamのライブ中継を案内している。番組MCは宇宙輸送系システム技術研究開発センターの齊藤 靖博氏。放送は9月14日(土)13:25頃を予定している。
■ニコニコ動画
イプシロンロケット試験機 / 惑星分光観測衛星(SPRINT-A) 再打ち上げ生放送
↑JAXAの放送をコメント付きで視聴したいならこちら。開演は9月14日(土)13:15~(開場は13:25)。
■日本科学未来館(東京都)
イプシロンロケット打ち上げパブリックビューイングイベント
↑日本科学未来館 1階 インフォメーションロビーで13:25~14:30まで開催。そのほかサンダーバード博連動イベント『イプシロン・ザ・ロケット――新型固体燃料ロケット、誕生の瞬間』としてイプシロンのメイキングシーンを大型モニターで上映。
全国で行なわれるパブリックビューイング
■なよろ市立天文台(北海道)
■能代市子ども科学館(秋田県)
■こども科学センター・ハチラボ(東京都)
■JAXA×東急ハンズ 人工衛星 胸キュン♡カフェ(東京都)
■はまぎんこども宇宙科学館(神奈川県)
■名古屋市科学館(愛知県)
■黒部市吉田科学館(富山県)
■神戸市立青少年科学館(兵庫県)
■愛媛県総合科学博物館(愛媛県)
■広島市こども文化科学館(広島県)
■島根県立三瓶自然館(島根県)
■岡山県生涯学習センター(岡山)
■佐賀県立宇宙科学館(佐賀県)
■荒尾総合文化センター(熊本県)
■内之浦漁港(鹿児島県)
■天文館シネマパラダイス(鹿児島県)
■リナシティかのや(鹿児島県)
JAXA施設でのパブリックビューイング
■JAXA 筑波宇宙センター
■JAXA 調布航空宇宙センター
■JAXA 相模原キャンパス
■JAXA 地球観測センター
■JAXA 角田宇宙センター
■JAXA 種子島宇宙センター(科学館オーディトリウム)
■JAXA 勝浦宇宙通信所
■JAXA 増田宇宙通信所
■JAXA 沖縄宇宙通信所
©JAXA |
日本のロケットで使用される固体燃料はK(カッパ)→L(ラムダ)→M(ミュー)ときており、順番どおりならNが来るはずだったのに、なぜかイプシロン (ε→E)となった。森田泰弘プロジェクトマネージャーによれば、それには大事な理由があるんだとか。その秘密も、打ち上げの際に明かされる予定だ。
注意※ 当日の準備作業の状況や天候等により打ち上げが変更になる場合もある。
■関連サイト
JAXA
イプシロンロケット試験機打ち上げ中止の原因究明および特別点検チームによる再点検結果について(PDF)
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1,470円
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2,750円
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3,815円
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630円
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1,000円
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1,260円
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