IFA2013にて、ソニーは3種類のビデオカメラを発表。4Kカムコーダー『FDR-AX1E』に、新たにGPSを搭載した新生アクションカム『HDR-AS30』、そして録音の音質にこだわったミュージックビデオレコーダー『HDR-MV1』だ。
FDR-AX1Eはソニーのコンシューマー向けとしては初となる4Kビデオカメラ。“XAVC S”フォーマットの4K(最大3840×2160ドット、60p、150Mbps)で撮影できる。記録媒体はXQDメモリーカードで、本体にはXQDのデュアルスロットを備える。
1/2.3型裏面照射型“Exmor”CMOS(有効画素数830万画素)、光学20倍Gレンズ(31.5-630mm、F1.6-F3.4)を採用し、外部の高音質マイク入力用のXLR端子を搭載。サイズは189(W)×362(D)×189(H)mm、重量は2.77kg。
HDR-AS30はHDR-AS15の後継機種で、本体サイズは24.5(W)×82(D)×47(H)mmと同じだが、付属の防水ケースは35%軽く、25%小型化している。新たにNFCに対応し、ワンタッチでNFC対応スマホなどとのWiFi設定が可能。
また、GPSを搭載したことで、PlayMemories Homeで動画に記録された位置情報からスピードメーター風の編集素材をオーバーレイで加えたり、移動した軌跡をマップ素材として加えたりと撮影後のお楽しみが増えた。ヨーロッパでの発売は9月末。
新機軸となるミュージックビデオレコーダーHDR-MV1は、アクションカムのような小型フルHDカメラ。サイズは116.5(W)×70.4(D)×27(H)mm、撮影時重量は165グラム。フロントに120度X-Yステレオマイクを備え、高音質な非圧縮のリニアPCM録音が可能だ。記録形式はMPEG-4 AAC-LC 2ch、MPEG-4 Linear PCM 2ch(48kHz/16bit)。カールツァイステッサーレンズ(F2.8、35mm換算18.2mm)を備え、もちろんこちらもNFCからのWiFi接続が可能。ヨーロッパでは11月末に発売予定。
■関連サイト
SONYプレスリリース
FDR-AX1Eプレスリリース(英語)
HDR-AS30プレスリリース(英語)
HDR-MV1プレスリリース(英語)
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