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iPhone5S、iPhone5Cが出る前にバックアップは必須|Mac

2013年09月03日 18時00分更新

 みなさん、こんばんは。MacPeople編集部、編集長の吉田でございます。MacPeopleが配信している毎週日曜の「Apple噂まとめ」ではここ数週間、iPhone5Sと5Cの情報が特盛り状態となっています。

 9月10日発表、9月20日発売という具体的な日程まで漏れ聞こえており、いよいよ臨戦態勢?に突入といったところでしょうか。また、遂にドコモがiPhoneを出すかもという情報も真実味が増してきたようです。

 新機種の即買いを目指している皆さんにいま一度確認してほしいのが、iPhoneのバックアップです。これさえ適切に行っておけば、iPhone5Sが出ようが、iPhone5Cが出ようがサクっと乗り換えが可能です。

iPhone_Backup
iPhone_Backup

 iCloudに加入済みで自宅にWi-FIを完備しているユーザーは、iCloudを利用したバックアップがお勧めです。「設定」アプリを起動して「iCloud」→「ストレージとバックアップ」を選びましょう。ここで「iCloudバックアップ」をオンにするだけです。

iPhone_Backup
iPhone_Backup

 iCloudは無料会員の場合は5GBの容量しか使えないので、16GBモデルのiPhoneのバックアップすら無理と思うかもしれません。でも大丈夫!私が使っているiPhone5は64GBモデルで空き容量は4.3GBしかありませんが、バックアップ容量はたったの3.1GBです。

iPhone_Backup

 iCloudのバックアップは、iPhoneがスリープ/充電中でWi-Fiに接続していれば自動的に実行されるので意識する必要はありません。また「今すぐバックアップ」ボタンをタップすれば、即座にバックアップが実行されます。

iPhoneBU

 あとは、新しいiPhoneに乗り換えて初回のセットアップ時に「iCloudバックアップから復元」を選べばOKです。図はiOS 6のセットアップ画面です。iPhone5SやiPhone5Cに搭載されるiOS 7ではインターフェースなどは変わると思いますが、同様の項目が用意されているはずです。

 iCloudにバックアップされるのは、SMS/MMSなどのメッセージ、iPhoneに保存されている写真、各種設定などです。iTunes StoreやApp Storeで購入した音楽や映画、アプリももちろんバックアップ対象ですが、これらは購入情報が引き継がれるだけでコンテンツ本体はiTunes StoreやApp Storeから再ダウンロードする仕組みなんです。また、フォトストリームの写真もiCloudの無料会員に提供される5GBと別に保存されます。

 ただし、音楽CDから取り込んだデータはiCloudバックアップの対象外ですので注意が必要です。これらを復元するには、音楽CDから取り込んだデータを保存しているMacやWindowsのiTunesを使う必要があります。iPhone内のデータを完全に復元したいなら、iTunesでのバックアップが必須というわけです。

iPhone_Backup

 というわけでMacPeople10月号(8月29日発売)では「Mac&iPhoneデータ丸ごと引っ越し術」という特集で、iTunesを使ったiPhoneからiPhoneへの乗り換えのほか、AndroidからiPhoneへの乗り換え、ガラケーからiPhoneの乗り換えなどiPhone5SやiPhone5Cの発売前にやっておくべき作業について詳しく解説しています。


 MacPeople10月号は実寸大Mac Proが表紙。これは業務用3Dプリンターを使って制作したもので、「驚くべき3Dプリンターの世界」特集で詳細な制作過程を紹介しています。そのほか、アカウントの乗っ取りや個人情報の流出などの事件が後を絶たないSNSのセキュリティー対策をまとめた「本当はすごく怖いSNSのセキュリティー大全」などの特集もあります。

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