モバイル決済とは何か?
モバイル決済とは、簡単に言えば「iOSデバイスやAndroidデバイスをクレジットカード決済端末にしてしまうサービス」のこと。小売店やサービス業など、小規模事業者向けのサービスです。デパートや飲食店などでカード決済をする際、レジの横などにある読み取り端末にカードを通しますよね。あのシステムをモバイルデバイス+クラウドで実現するのがモバイル決済です。
操作手順も従来のカード決済とほぼ同じですが、モバイル決済がちょっと違うのは、モバイルデバイス上で処理を完結させられること。お客さんの署名も画面上に入力する電子サインなのです。
レシートも「メール送信」が基本。もちろん、紙に出力したレシートを印刷するオプションも用意されています。モバイル決済が従来のカード決済システム大きく違うのは、下記の3点です。
●初期コスト・運用コストが極めて安い
●導入のハードルが低い(サービスによっては個人がフリーマケットなどのイベントで使うといった用途でもOK)
●決済後の入金サイクルが短(1日〜1週間程度で、手数料を差し引いた売上額が振り込まれる)
注目の4サービスを徹底比較
ここでは、いま特に熱い「PayPal Here」、「Coiney」、「楽天スマートペイ」、「Square」の4サービスを取り上げました。モバイル決済は、国内ではこの1、2年で注目されるようになったのですが、今年の5月末にSquareが参入してから一気にヒートアップした感があります。
Squareはモバイル決済サービスの先駆的存在で、北米のこの市場でトップを走る企業。CEOがTwitterの創業者の一人ジャック・ドーシーであることも手伝って、日本では後発であるにもかかわらず一気に脚光を浴びたのです。
また、それまでは4〜5%の手数料だったところに、Squareは3.25%という破格の数値で攻勢を掛けてきました。これにより、他社も軒並み3.24%へと手数料を変更。覇権を握るべく熾烈な争いが繰り広げられています。いま最もスピード感と熱量を感じるビジネスのひとつと言えるでしょう。
なお、MacPeople9月号(7月29日発売)の第3特集では、これらのモバイル決済サービスを詳しく取り上げています。さらに、iOSデバイスを利用したクラウド型POSレジサービスなど、モバイル決済と相性のいい商品や売上管理サービスも紹介しています。
POSレジなどの周辺サービスも紹介 |
特集タイトルは、『もはや商売にはiOSデバイスが欠かせないという現実』。クレカ決済の導入を考えている個人や事業主の方々に、ぜひとも読んでほしい内容となっています。モバイル決済の最新事情が知りたい方は要チェックです!!
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