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IGZO液晶搭載最強7インチタブ『AQUOS PAD SH-08E』

2013年08月01日 12時30分更新

AQUOS PAD SH-08E
ドコモ(シャープ)(関連サイト)
●予想実売価格 2万円台半ば(8月2日発売予定)
※新規一括で月々サポートを適用し2年間使用したときの実質負担額

AQUOS PAD SH-08E

7インチで最も高精細な液晶

AQUOS TAB(323dpi)
AQUOS PAD SH-08E
Nexus7(216dpi)
AQUOS PAD SH-08E

↑1280×800ドットの一般的な7インチタブレ
ットと比べると、精細感の高さが際立っている。

最新CPU搭載機らしく旧7インチタブを圧倒する性能

AQUOS PAD SH-08E

↑一般的なタブレットに採用されている1.3GHz動作のTegra3を搭載する、Nexus7の約1.8倍、3DMarkで約3.2倍と圧倒的。実際の使用感もこの値通りのもので、3Dゲームでもストレスなく動作する。

■アプリの上から手書きでメモ

AQUOS PAD SH-08E

↑内蔵できるペンと『書ノート』アプリで手書き入力が可能。メモは画像として保存できる。

コントラストも精細度も高い
IGZO液晶採用

 ドコモの夏モデルで唯一のタブレットとなる、7インチ“全部入り”モデル。最大の特徴は、フルHDを超えるWUXGA解像度のIGZO液晶パネルを採用したディスプレー。これまで登場してきた7インチタブレットとは一線を画す、高精細かつ高コントラストな仕上がりで、電子書籍やウェブなどの細かな文字なども見やすく表示できる。そして、フルセグとワンセグ、NOTTVに対応し、すべてで録画が可能と、日本人のニーズにあったテレビ機能になっている。フルセグで映画を見ると、安価なテレビでは潰れてしまうような暗所のグラデーションなどもしっかりと表現している。ストレージは標準で32GBを搭載するうえ、最大64GBまで対応のマイクロSDカードスロットも装備するため、フルセグ番組の撮り溜めにも安心だ。
 基本性能では1.7GHz動作のクアッドコアCPUが強力。Tegra3搭載機とあえて負荷の高い動画変換で比較してみたところ、1.7倍ほど速く完了した。機能満載でも本体は小型軽量で、とくにベゼルが実測で6ミリと狭く、全幅も107ミリと細いため女性でも持ちやすい。

独自アプリの小技が光る
カメラも最新スマホレベル


 使用してみて印象的なのが、ペン入力に対応したメモアプリ『書ノート』。機能的には流行の画面クリップ&手書きメモだが、7インチの大画面で滑らかに書けるため操作性は良好。カメラにも力が入っており、ほかの7インチタブレットだと“メモ代わり”に使えるレベルだが、リア側が810万画素の裏面照射型CMOSを搭載するなど、画質的にも最近のスマホレベルの高さとなっている。ただし高性能な防水モデルの宿命か発熱にはデリケートで、猛暑日の屋外使用時は、発熱によって画面輝度が落ちるという警告メッセージが表示される場合もあった。
 7インチタブレットのなかでは、性能や液晶の品質がずば抜けており、モバイル回線が必要なら決定版といえる出来だ。

※動画変換アプリは『VidTrim』を使用し、1分のフルHD動画を720pに変換した。AQUOS PADは5分36秒、Nexus7(Tegra3)は9分45秒で完了した。

SPEC
OS Android4.2
液晶ディスプレー 7インチ(1200×1920ドット、323dpi)
CPU APQ8064T(1.7GHz、クアッドコア)
メモリー 2GB
ストレージ 32GB(microSDXC 64GB対応)
通信機能 LTE、3G、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
内蔵カメラ アウト約810万画素、イン約210万画素
バッテリー容量 4200mAh
サイズ/重さ 107(W)×9.9(D)×190(H)mm/285g

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