週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ロボティクス・ノーツの聖地でGPS衛星“みちびき”の大規模実証実験開催

2013年07月29日 10時30分更新

 人気ゲーム『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』の聖地、種子島を舞台に、JAXA準天頂衛星初号機『みちびき』を使った大規模GPS実証実験『種子島ランドマーク実証実験』が、10月に2泊3日で実施される。

ロボティクス・ノーツ
↑公式サイトより。(C)2012-2013 MAGES./5pb./Nitroplus

 一般公募でモニター300名を募集し、種子島の宇宙観光、ロボティクス・ノーツに登場する舞台を巡るARコンテンツ、鉄砲伝来など種子島の歴史を訪ね歩くコンテンツを集めてまわるというもの。2011年秋にも北海道・博物館網走監獄で実証実験が行なわれたが、今回は総面積444.99平方キロメートルの種子島全体を使って行なう、大規模なものだ。

 参加者はスマートフォンとみちびきの受信機を接続し、ソフトバンクモバイルが提供する観光アプリ『ふらっと案内』の案内で種子島観光を楽しむ、というのがルール(『居ル夫。』ではない)。

 みちびきの信号を受信しながら所定の位置に到達すると、愛理ちゃんやフラウといったキャラクターたちが続々現われる、ファンにはたまらない“ハイブリッド測位AR”ポイントが用意されている。

ロボティクス・ノーツ
↑種子島を巡り、所定の位置に到達すると観光アプリ『ふらっと案内』にキャラクターが出現。 ※画像については内容が変更となる可能性があります。

 受信機は、準天頂衛星システム独自の測位信号L1-SAIFとIMESに対応した、新開発の受信機が使われる予定。(補足:L1-SAIFは、誤差1メートル以下の高精度測位を実現する、準天頂衛星システム独自の測位補強信号。IMESは、衛星からの信号が届かない屋内でも、GPS衛星と同形式の信号を使って位置情報を得られる、屋内測位技術のこと。)

ロボティクス・ノーツ
↑準天頂衛星システムの測位補強信号L1-SAIF、屋内測位信号IMES両方に対応する受信機。Bluetoothでスマートフォンに接続する。この春から本格化した準天頂衛星システムの利用実証のために開発、貸し出しされているもの。

 実験用アプリにあるデジタルスタンプラリー機能で滞在中にスタンプを収集し、所定のミッションをクリアすると、レアな景品がゲットできる。また、期間中には、JAXAスタッフによる宇宙に関する講演会なども企画されており、観光ツアーとしても十分楽しめる内容となっている。

ロボティクス・ノーツ
ロボティクス・ノーツ

 なお、この実証は経済産業省の2013年度 準天頂衛星システム利用実証事業のひとつとして採択されたもの。日本の衛星測位システムの有用性を占う本格的な実証実験となるため、参加者には、一般財団法人 衛星測位利用推進センター(SPAC)から、実験参加協力金(ひとり2万円、先着300名様限定)が支給される。

 超本格的な聖地巡礼に、ぜひ参加してみては?

種子島ランドマーク実証実験ツアー

■開催期間(2泊3日)
2013年10月25日~27日、または10月26日~28日、または11月2日~4日

■ツアー料金
出発地:東京
エリア :  鹿児島県 » 種子島・屋久島
【男女別相部屋】大人・子供同額
おひとり様 7万9800円~

料金内に含まれるもの(羽田~鹿児島往復航空運賃、鹿児島~種子島往復高速船代、鹿児島空港~港間シャトルバス代、宿泊代:2泊2夕食2朝食付き、スタンプラリー・イベント参加費用、サービス料、消費税)

■モニター参加資格
・小学生以上(※中学生以下の場合は保護者が同伴)
・スマートフォン(iPhone 4S以降かつiOS5以上、Android™ 2.3以上)をお持ちの方
・Twitterアカウントをお持ちの方(もしくはアカウント作成することができる方)
・スタンプラリー参加後、アンケートにご協力いただける方


■ツアーミッション
リアルフィールドで、スマートフォン、位置情報、ARを駆使しキャラクター達を発見せよ!

本実証体験コースは、ROBOTICS;NOTESとコラボレーションしています。種子島を舞台とし、2012年にPS3&Xbox360用ソフトとして発売をかわきりに、アニメもゲームも好評のROBOTICS;NOTES。でも、自宅で楽しんでいたロボノの世界だけが全てではないのです。ROBOTICS;NOTESのキャラクターたちはゲームやアニメで出てきたスポットの他にも色々な場所で活躍中です。ほら、スマホをかざせば実は今あなたの隣にいるかもしれない。キャラに会える聖地巡礼?ゲームやアニメに出てない新聖地!?

あなたは期間中に何人のキャラクターに会えるだろうか?

(C)2012-2013 MAGES./5pb./Nitroplus

■関連サイト
ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)
ARを駆使して登場キャラを探す旅in種子島(近畿日本ツーリスト×角川グループ)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります