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iPhoneの位置情報サービスについて知っておきたい注意点|Mac

2013年07月11日 21時00分更新

 iPhoneを使う際に、絶対に気を付けたいのが位置情報サービスの設定。「マップ」アプリなどで現在地を知るなど便利な機能ですが、カメラ機能で位置情報をオンにしたまま撮影すると、撮影や投稿場所が第三者にバレてしまうという、恐ろしい例がたくさんあります。

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 とはいえ、このことはiPhoneを使ううえではすでに常識で、多くの人が「設定」アプリにある「プライバシー」→「位置情報サービス」のカメラ項目をオフにしていることでしょう。 

 今回は、そんなiOSデバイスの位置情報サービスに関する、知っておきたいことを2つ紹介します。

カメラの位置情報がオフでも、アプリ経由で付加される

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 せっかく位置情報をオフにした状態のカメラアプリで撮影しても、うっかりその写真を「Instagam」の「フォトマップに追加」をオンにして投稿したとします。すると、Instagramの地図上に、投稿した場所が記録されてしまいます。

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 さらに、「Instagram」で加工した写真は、投稿と同時に「写真」アプリに保存されます。この加工後の写真の位置情報を確認してみると元の写真にはない(上)、投稿場所の位置情報がばっちり追加されていました(下)。この加工写真のほうをうっかり人に渡してしまうと……。おわかりですね!

位置情報が付いた写真でも、共有方法によっては安全

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 中には、どこで撮影した写真かを記録しておきたいから、カメラの位置情報はオンにしている、という人もいるでしょう。旅行写真をマップで確認できるなど、位置情報をオンにすること自体は悪いことではありません。

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 当然、写真には位置情報が付加されますね。

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 この写真を「メール」アプリに小サイズで添付して送ってみます。すると、当然ながら位置情報は付加されたまま。

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 次は「メッセージ」アプリに添付。すると、なんと位置情報が消えています!

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 次は「LINE」で友達に送った写真。こちらもMacで確認すると、元データには付いている位置情報が削除されていました。

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 なお、Twitter/Facebookの場合も位置情報を有効にすると投稿した場所が投稿されますが、写真の位置情報は残っていませんでした。投稿時に自動的に削除されるようです。

 iOSの標準機能やSNSには、指定せずとも削除してくれるなんとも親切な機能が用意されているのですね。

 ただし、それでも用心するに越したことはありません。自宅で撮影、自宅から投稿する場合はカメラの位置情報をオフにするなど、自分の写真は自分で守ってくださいね!

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