米レノボサイトに『ThinkPad T440s』の情報が公開されました。型番から現行の『T430s』後継モデルと推測できます。すでに、キーボードやタッチパッド、側面の写真などが何点か公開されていますが、明らかに現行モデルと異なるデザインなのがわかります。
まず目に付くのが、タッチパッド部分。Helixと同様に1枚の面で構成され、ボタンがありません。上部が左右中央の3点、下部が左右2点クリッカブルになっているタイプでしょう。上部の赤いラインがカッコイイです。あと、右下にはNFCマークがあることがわかります。
そのほか、左右側面と前面を見たかぎり、光学ドライブは非搭載の模様です。ストレージ交換が簡単にできる機構もパッと見なさそうですね。背面は公開写真からはよくわかりませんが、液晶を開けるとそのフチが後ろに回り込むX1 Carbonなどと同じタイプ。したがって、ディスプレーポートや電源ポート類はすべて左右に割り振られています。電源は当然というか、最近の四角タイプ。
液晶は14インチで、HD+/FHD Display With IPS Technologyとあり、従来の1600×900ドットに加え、待望のフルHDモデルが。そのほか、ざっと見ていくと……。
CPUが第4世代コアプロセッサー、いわゆるHaswellです。バッテリーが6時間駆動。内蔵と交換可能なリアバッテリー、2つ(各3セル)を搭載し、電源を落とさずにバッテリー交換できるとのこと。リア用にLバッテリーが用意されるか(というか後ろには伸ばせなさそうなので、あるとしたら下に厚みを増すタイプ?)は不明です。オプションバッテリーを増設できたドライブベイがない以上、ぜひ用意してほしい!
重さは3.6lbs、すなわち約1.63kg。T430sが1.8kg程度(6セルバッテリー)なので、軽量化が進んでいます。厚さは21mm以下。ディスプレーのマルチタッチはオプション対応のようです。マイクはDual noise-cancelling HD microphones、スピーカーはDolby HomeTheater v4対応のステレオスピーカーです。
以上、駆け足で見てきましたが、なんとも魅力的な機種じゃありませんか。はたして日本での発表、発売はいつになるのか。期待して待ちましょう。
■関連サイト
米レノボ
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります