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第4世代コアi7とフルHD液晶で大幅強化された『Let'snote AX3』

2013年06月27日 12時30分更新

Let'snote AX3 CF-AX3WETBR
●パナソニック(関連サイト
●実売価格 22万円前後

Let'snote AX3

着脱式バッテリーを2個利用で実測15時間超の長時間駆動

Let'snote AX3

↑コアi7でフルHD液晶ながら、バッテリー駆動時間がAX2から大幅に延長。無線LAN接続によるウェブ巡回、液晶輝度50%での過酷な条件でも実測15時間強と、1泊2日の出張も充電いらずで作業できる。

フルHD対応で作業領域が拡大

Let'snote AX3

↑AX2のWXGAからフルHDへと表示解像度が向上。デスクトップ領域が一気に拡大し、一度に多くの情報が表示可能となった。

着脱式バッテリーはUSB充電が可能

Let'snote AX3

↑4400mAhの着脱式バッテリーを2個同梱。USB充電器が付属し、本体のUSBポート経由で約4.5時間でフル充電できた。

Haswell搭載で性能と駆動時間が向上

 外観が従来モデルのモバイルノート『AX2』から全く変わっていないため、マイナーチェンジモデルという印象を受けるかもしれない。しかし、CPUに第4世代コアi7-4500Uを採用することで、中身は大きく進化を遂げている。コア数は前モデルのAX2と同じ2コアで、標準クロックの上昇もわずか0.1GHzだが、ターボブースト時の最大クロックが3GHzとなり、高負荷時の処理能力が向上。実際に、AX2と同じCPUで14分57秒かかる動画エンコードが、AX3では11分39秒と2割以上高速に処理できた。
 また、モバイルとして新CPUの優れた省電力機能により、バッテリー駆動時間が大幅に延びている点は見逃せない。ウルトラブックとしては珍しい着脱式バッテリーが2個付属するので、併用すると実測で約15時間強の超長時間駆動を実現している。バッテリーパックは約185グラムで厚さ5ミリ程度なので、予備としてつねにカバンに入れておきたい。加えて、着脱式バッテリー以外に本体内蔵バッテリーも備えているので、シャットダウンせずにバッテリーが交換できるのもポイントだ。

IPS液晶で品質向上 しかもフルHD対応

 レッツノートシリーズは視野角の狭さが弱点であったが、AX3では広視野角のIPS液晶を採用してこれを克服。特に、ノングレアなこともあってタブレット時の視認性の悪さが改善されている。また、解像度がフルHDとなり、作業領域が広がっているのでエクセルなどビジネス書類を扱う際に有利になる。11・6インチなので文字の見づらさを感じる場面もあるが、文字サイズを変更するユーティリティーがあるので安心だ。
 基本性能とバッテリー駆動時間や、軽さと堅牢性など、モバイルとしての必要条件を網羅している。コアi7が標準で価格は高くなったが、手にするとそれに見合う満足感が得られる。モバイルノートは多々あれど、仕事で使うならレッツノートAX3がベストだ。

SPEC
CPU Core i7-4500U(1.8GHz)
液晶ディスプレー 11.6インチIPS(1920×1080ドット、10点タッチ対応、190dpi)
メモリー PC12800 DDR3L 4GB(最大4GB)
SSD 128GB
通信機能 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0、WiMAX
インターフェース USB3.0×2、HDMI、D-Sub15ピン、ギガビットLANなど
OS Windows8 Pro(64ビット)
サイズ/重量 288(W)×194(D)×19(H)mm/約1.14kg

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