国内最大規模の玩具見本市“東京おもちゃショー”が東京ビッグサイトで開幕。初日のオープニングセレモニーでは毎年恒例となる“日本おもちゃ大賞”の受賞者紹介が行なわれた。
第6回目を迎えた“日本おもちゃ大賞”は、共遊玩具部門やエデュケーショナル・トイ部門、イノベイティブ・トイ部門などの7部門において、それぞれ大賞1製品と優秀賞4製品を選出。これに昨年から制定されたヒット・セールス賞を加えた計36製品が、東京おもちゃショー会場内の特設ブースに展示されている。
受賞作品をいくつか紹介しよう!
■共遊玩具部門 大賞
タカラトミー『アニア 単品シリーズ』
さまざまな動物の特徴的な形や動きを手で触って知り、楽しめる動物フィギュアのシリーズ(プラレールの動物版みたいな感じ)。視覚障害の子どもが触った際、動物の特徴を認識できるようにと考えられた製品。
ディテールは足の裏までリアルに再現されており、特徴的な1ヵ所が可動する(カバであれば口がガバッと開いて触れるなど)ギミックも。各630円(6月20日発売予定)。
■エデュケーショナル・トイ部門 大賞
くもん出版『わごむパターンボード』
ボードのピンにカラフルな輪ゴムを引っかけることで、さまざまな形を作って遊べる知育玩具。手先の器用さや集中力、創造性を遊びながら養えるというもの。価格は2625円(発売中)。
■ボーイズ・トイ部門 大賞
バンダイ『カミツキ合体 DXキョウリュウジン』
特撮テレビドラマ『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)に登場する合体ロボ。たとえばティラノザウルスふうの獣電竜ガブティラと、ステゴサウルスふうの獣電竜ステゴッチ、トリケラトプスふうの獣電竜ドリケラが変形し、サンバのリズムに合わせて人型ロボットに合体する、というハイテンションなおもちゃ。価格は8190円(発売中)。
■ガールズ・トイ部門 大賞
タカラトミー『トリプルカラーチェンジ リカちゃん』
髪の毛の素材に温度の変化によって色が変わる新素材を採用した新しいリカちゃん。常温ではピンクの髪色が、手のひらで温めると薄いピンクに、付属のクールブラシで冷やすとラズベリーブラックに変化する。実際に触ると、そっと手でなぜるだけで指に合わせて色が変化するため、何度も触りたくなるおもしろさがある。価格は3675円(発売中)。
■キャラクター・トイ部門 大賞
バンダイ『ドキドキ変身!ラブリーコミューン』
人気アニメ『ドキドキ!プリキュア』(ABC・テレビ朝日系)に登場する変身アイテム。スマホをモチーフにしており、画面に“L・O・V・E”の文字を指先で描くことでプリキュアに変身する“なりきり遊び”が楽しめる。3990円(発売中)。
■イノベイティブ・トイ部門 大賞
テンヨー『ディズニー ラストワンピース ジグソーパズル(夢のシアターへようこそ、朝のベーカリーショップ)』
ジグソーパズルの新たな楽しみかたを提案。完成させたパズルをiOS対応の専用アプリから撮影すると、AR(拡張現実感)機能によりメッセージやアニメーションが出現する。各3465円で、8月発売予定。
■ハイターゲット・トイ部門 大賞
テンヨー『メタリック ナノパズル シリーズ』
超細密なレーザー加工を施したメタルシートからパーツを取り外し、ペーパークラフトのように折り曲げたり差し込んだりして完成させるパズルシリーズ。
城などの建築物や乗り物のほか、スター・ウォーズの“R2-D2”などもラインアップ。各924円~1764円(発売中)。
■2012年度ヒット・セールス賞
バンダイ『変身ベルト DXウィザードライバー』
特撮テレビドラマ『仮面ライダーウィザード』(テレビ朝日系)に登場する変身ベルト。レバー操作でバックルを回転させ、左手に装着した変身リングをかざすと変身リングスキャン音が鳴り、魔法陣マークが白く光る。本格的な“変身遊び”を楽しめる。6825円(発売中)。
↑受賞した喜びを全身で表現するテンヨーの担当者さん。早朝にも関わらずこちらのテンションも上がってしまった。
東京おもちゃショーは6月16日まで開催中。週末の15日、16日は一般公開日となり、無料で入場できる。最新のおもちゃを体感したり、人気キャラクターに出会いたい人はビッグサイトへGO!
■関連サイト
東京おもちゃショー2013
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