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第4世代コアiと11acを搭載した本気で使えるNEC『LaVie L LL850/MSB』

2013年06月06日 18時00分更新

第4世代コアiと11acを搭載した本気で使える高性能デスクノート
『LaVie L LL850/MSB』
●NEC
●実売価格 20万円前後

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フルHD&タッチ対応で使い勝手が大幅アップ

 第4世代コアiの“Haswell”と、次世代高速無線LAN規格802.11acを搭載した同社ノートのハイエンド機。
 2つの新デバイスに目が行きがちだが、基本スペックももれなく向上している点に注目。
 15.6インチの液晶は、旧モデルの弱点と言えた解像度が、1366×768ドットから1920×1080ドットのフルHDに向上。タッチパネル機能を新たに備えて、不足はない。ストレージは1TBのHDDにスマートレスポンス用の32GB SSDを搭載。SSDの搭載は、とくにOSやソフトの起動時間で効果が見られ、同等のスペックでSSDがない兄弟機『LL750/MS』で約45秒かかった再起動の処理が、約20秒へと大幅短縮。ふだんの利用でもキビキビとした動作のオールインワンに仕上がっている。

 

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↑メモリーやCPUなどへは、底面のネジを2本外すだけでアクセス可能。HDDのカバーもネジ2本だけ。

※注意 メモリーの増設などで背面を空けることはメーカーでも認めておりますが、SSDの追加/換装については改造行為となるため、メーカーの保証対象外となります。また、編集部でも責任は負いませんのでご注意ください。

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↑編下位モデルの『LL750/MS』でも、スロットだけは用意(編集部にて確認。今後、仕様が異なる場合があります)。

新CPUと高速通信で強まるAV性能

 最新の11ac(ドラフト)に対応した高速無線LANは、2ストリーム×2ストリームで理論値867Mbps、実測で380Mbpsという超高速通信を実現する。
 新CPUはプロセスルールこそ22nmと従来の“IvyBridge”と同じだが、拡張命令の追加や効率の改善などにより性能が向上。CPUベンチマークでは、動作クロックが同じi7-3630QMと比較して8%の向上が見られた。
 本来、デスクトップPCが得意とする動画エンコードやRAW現像などの高負荷作業もお手の物で、強化されたGPU性能により、ゲームやエンターテイメント用途でも活躍。据え置きのメインPCとして使えるほか、高速通信を組み合わせれば、LAN内のメディアサーバーとしても重宝しそうだ。

 

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↑最大867Mbps対応の11ac(ドラフト)を搭載。有線LANに比肩する速度が魅力。
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↑作業スペースの広いフルHD液晶を採用。タッチ操作にも対応し、メニュー操作も快適だ。
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↑"YAMAHAサウンドシステム"を搭載。低音、高音ともにクリアーな音質を実現している。
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↑右側面。
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↑左側面。
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↑背面にひとつ。5つのUSBはすべて3.0で、左側面の手前のポートは、電源オフ時でも電力が出力できる充電機能に対応する。

 妥協のないつくりは、20万円する高性能PCにふさわしく、動画のエンコードや視聴といった趣味だけでなく、プリインストールされた『オフィス』を使えば、仕事のメイン機として十分活躍してくれる1台に仕上がっている。

SPEC
CPU Core i7-4700MQ(2.4GHz)
液晶ディスプレー 15.6インチ(1920×1080ドット、141dpi、タッチ対応)
メモリー 8GB(最大16GB)
ストレージ 1TB HDD、32GB SSD(キャッシュ用)
通信機能 802.11ac(ドラフト)/a/b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース USB3.0×5、HDMI出力、SDカードスロットほか
付属ソフト Microsoft Office Home and Buisiness
2013、PaintShop Pro X4、CyberLink PowerDVD BDなど
OS Windows8(64ビット)
サイズ/重量 382(W)×270(D)×33.1(H)mm/約3kg

■関連リンク
NEC LaVie公式サイト

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