インテルは、『COMPUTEX TAIPEI 2013』で、今年末に発売予定のタブレット向けAtom(開発コード:Bay Trail)の詳細を明らかにした。
“Bay Trail”は、Atom Z2760(開発コード名:Clover Trail)をベースにした22nmプロセス技術を採用したクアッドコア。第7世代となるタブレット向けのSoC(System On a Chip)だ。
Bay Trailは、前モデル“Clover Trail”と比べ、2倍のCPU性能と、3倍のグラフィック性能を誇る。
インテル初となる、OSを選択できるソリューションで、Androidのほか、ウィンドウズ8.1にも対応。PCアプリとゲームをサポートするために、フルHDとDirect X11に対応。「人気の3Dゲームも楽しめる」とインテルは説明する。
セキュリティー面に関しては、マカフィーの『Live Safe』に対応するハードウェアベースのセキュリティー機能を実装。デバイスを守るだけでなく、オンライン上での個人情報漏えいやフィッシュング攻撃を防ぎ、データを保護するという。
Bay Trailの登場により、「高度なタブレット性能と高解像度グラフィックスを、より少ないコストでお届けできるようになる」とインテルは説明する。
また、4G LTEについても言及し、“複数の周波数帯、地域、デバイスで可動する低消費電力のグローバル・モデム・ソリューションを提供すること”がインテルの戦略であることを明かした。
世界最小クラスの最低消費電力を誇るLTEソリューション“XMM7160”について、15種類のLTEバンドに同時対応し、コスト効率に優れたマルチバンド設定や、バッテリー駆動時間の延長をひとつの製品で提供できると説明。
北米やヨーロッパ、アジアの主要プロバイダーによる最終相互運用性試験を実施中で、その試験が終わり次第、マルチモード 4G LTE ソリューションの出荷を開始する。
また、ハイエンドスマホ向けのSoC、開発コード名:Clover Trail+の採用動向も説明。
Atom Z2560採用のASUS『Fonpad Note FHD6』と『Memo Pad FHD 10』、サムスンの10.1インチタブレット『GALAXY Tab 3』が紹介された。
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