週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ホリエモンのコレいいかも! 第4回 電子書籍の市場を変えた専用端末

2013年05月31日 10時00分更新

文● 堀江貴文 構成●杉原光徳(ミドルマン) 編集●相川 イラスト●桜玉吉

ホリエモンのコレいいかも!

 昨年発売されたアマゾンの電子書籍端末『Kindle Paperwhite』(以下PW)を、やっと購入した。
 確かに軽いしバックライトがついているので、ベッドで寝る前に読書とか、飛行機の中とかかなり使える。

『Kindle Paperwhite』
ホリエモンのコレいいかも!

 バックライトをつけなければ、たっぷり読んでもバッテリーは一週間近くもつらしい。Eインク仕様のパネルなので動作はいくぶんもっさりしてるものの、太陽光の元でもハッキリ読めるし、本好きにはいいデバイスかもしれない。モノクロマンガは、もうKindleとかだけで出せばいいのにって思ってしまうほどだ。

 佐々木俊尚氏が「Kindleは本しか読めないので逆に本に集中できる」と言っていたが、確かにスマフォやタブレットで電子書籍を読むと、ついつい他のこと、たとえばSNSを見たりしてしまいそうになる。実は同時に『Kindle Fire HD』も購入したのだが、PWのほうが軽いしバッテリーももつし、読むという意味では適したデバイスと言えるのかも。

『Kindle Fire HD』
ホリエモンのコレいいかも!

 Kindleの良いところは、Amazonで発注して送ってもらえば、あらかじめ自分のアカウントに紐付けされているのでほとんど“はい”をタップしていくだけで登録が終了するところ。これは非常にラクチンで、Kindleの強みといえるだろう。

 その点、楽天のKoboは自ら設定してアカウントを紐付けさせないといけないらしい。そういった点を踏まえると、ほかの電子書籍リーダーは厳しいと感じてしまうな。

■今週のガジェット■
Kindle Paperwhite

ホリエモンのコレいいかも!

 アマゾンが満を持して発売した6インチの電子書籍端末。購入したコンテンツは無料のクラウドに保存できる。

ホリエモンのコレいいかも!

↑専用の『Kindleストア』ストアも大盛況で、Kindleでヒットし、紙の本からデビューする作家も生まれている。

発売 アマゾン(関連サイト)
実売価格 7980円(3G版1万2980円)

 

■今週の近況■

ガンホーの株価上昇で孫泰蔵会長も富豪入り

 ガンホーの時価総額が一兆円を超えて、孫泰蔵会長の資産総額もスゴいことに。彼のことは小学校から知っていて、ずっと同じ学校、同じ商売だった。ガンホー立ち上げの元となる『ラグナログオンライン』の権利取得もライブドア時代に争った身だ。彼はオンラインゲームを愚直にやり続け、ついに『パズル&ドラゴンズ』でメガヒットを飛ばした。短期間でダイナミックな変化を遂げるのがこの世界。もっとたくさんの才能が参入してくることを祈る

※この連載は週刊アスキー2013年6月11日(2013年5月28日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。

●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります