ニーハオ!どうも週アスPCゲーム担当ジサトラアキラです。私は今、5月18日から19日に中国は上海で開催されている『GeForce eSports』に来ています。このイベントでは、中国で絶大な人気を誇る『League of Legends』や『StartCraftⅡ』、『World of Tanks』といったゲームのトッププレイヤー達による、賞金総額400万円以上をかけた試合が行なわれています。
全世界で流行中のDota系ゲームのLoLや、RTSの頂点ともいえるスタクラは私自身もファンで遊んでいますが、もはや別次元のプレーの連続で“スゲー”という言葉しか出てきません。ゲームの模様はまた後ほどアップしたいと思います。WoTも実は隠れた名作オンライン”タンク”ゲームで、編集部の変態紳士ことミナミダがはまっています。しかも日本語対応なので、遊びやすいですね。
メインイベントはいったん置いておいて、ここは週アスっぽくハードウェアに注目してみました。既報のとおり、“GeForce GTX780”と思しき製品のサプライズ登場で開幕したわけですが、日本ではあまり見かけないパーツメーカーも展示されており新鮮です。ときどきおねーさんの写真が入りますが、担当の好みが、もとい、会場の雰囲気が伝われば幸いです。
まずは、グラフィックボードメーカーのColorful。中国では人気のメーカーのようです。水冷マクラ付きのハイエンドGPUが目玉です。
“iCafe”というロゴが入っていますが、以前NVIDIAに聞いたところ、中国ではネットカフェ=iCafeでゲームをプレーする人が圧倒的に多く、郊外の大きい施設になると1000人単位で収容できるそうです。
続いて日本でもおなじみのレノボ。昨年末、日本でもゲーミングPCブランドとして力を入れるべく、製品を発表しています。こちらの『IdeaPad Y500』シリーズは日本で発売済みですね。
ただ、会場で流れていたCMでは、ドライブベイが着脱式で、そこに冷却ファンなどを差し替えることができるような説明が。日本ではこのようなオプションが用意されていませんが、ぜひ導入してもらいたいものです。
Haierは家電好きなら聞いたことがあるかもしれませんね。こちらもゲーミングノートを展示していました。ゲーミングPCといえば電飾、というイメージがありますが、この製品はマウスパッドにまでイルミネーションLEDが仕込まれていました。実際にゲームをするときはマウスを繋ぐので、意外と理にかなったデザインなのかも。
“中華タブレット”はおなじみの言葉ですね。当然Tegra搭載端末も多数展示。思わず「オイオイ」とツッコんでしまったのが、なつかしのゲームウォッチやゲームボーイ、そしてPSPが登場し、それらが消えてなくなるような演出のCMが流れていたことでした。さすが中国恐るべし。
実は先日予約を開始した『SHIELD』も試遊機が用意されていたのですが、会場では撮影が不可でした。現時点では、日本での発売はないということですが、アジア圏でも注目されている製品なので、期待したいです。
入力機器もまだまだ知らないものがたくさんあります。CoolerMastar製のテンキー付きで横幅が短く、全キーにイルミネーションLEDが仕込まれたモデルや、大型のボリュームコントローラーなどが特徴的なDeluxというメーカーの製品がありました。
冒頭でも登場していましたが、中国でも水冷需要はあるのでしょうか?Galaxyのブースでは、気合いが入った水冷SLI仕様のPCが展示されていました。
そういえば先日ネット上で、中国のショッピングサイトでインテル製の新CPUが発売されているというニュースが流れていました。もしかして……と思い、嫌な顔をされながらブースのPCをチェックしてみましたが、さすがに見当たりませんでした。
ということで、NVIDIA主催のGeForce eSports、気になるパーツ編をお届けしました。あとはがっつりと観戦を楽しんできたいともいます。
●関連サイト
GeForce eSports
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります