教育現場やビジネスで未だに大量の“紙”が使われていますが、各企業でもコストや環境面で“ペーパーレス”を目指した取り組みが行なわれています。ソニーは、13.3インチ(1200×1600ドット)で薄さ6.8ミリというタブレットのような端末『デジタルペーパー』を開発しました。
端末の特徴は、タッチパネルが光学式と電磁誘導方式に対応し、画面に触れてのページ送り操作や、ペンによる記入が可能とのこと。また、WiFiやmicroSDスロットをもち、PDFへの手書き編集だけでなく共有も可能で、“授業で先生がPDFを配布して生徒が各自メモを記入”といった使い方ができそうです。
ソニーは、2013年度後期より早稲田大学、立命館大学、法政大学で実証実験を実施する予定。2013年内の製品化を目指しているとのこと。
(17:40訂正)初出時、解像度を1920×1600ドットと記載いたしましたが、正しくは1200×1600ドットです。お詫びして訂正いたします。
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ソニーニュースリリース
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