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日本のおもちゃメーカーからキッズタブレット『tap me』登場

2013年04月26日 09時30分更新

文● 相川い 編集●ナベコ

『ルービックキューブ』やフィギュアで知られるおもちゃメーカーのメガハウスが、キッズ向けのタブレット『tap me』を発表した。OSはAndroid4.0搭載で、ディスプレーは子どもにも持ちやすいサイズの7インチだ。

大き目アイコンで直感操作!

『tap me』

↑シリコンバンパーのカバーが付き、子どもでも持ちやすい。

サイドのインターフェース

『tap me』

↑インターフェースはマイクロSDカードスロットと電源/PC接続用のマイクロUSBのみとシンプル。外部出力には対応していない。

カメラ

『tap me』

↑カメラはイン/アウトあり、動画撮影も可。付属のカメラアプリで、撮った写真をデコって楽しめる。

■GooglePlay非対応で、アプリは独自マーケットから

『tap me』には、あらかじめ30本以上のアプリがプリインストールされており、買ってすぐに遊べる。メインターゲットの4~6歳にあわせた、ひらがなの練習ができる『ひらがななぞり』や『Yahoo!きっず』などのアプリをラインナップ。追加のアプリは、ネット経由で『tap me』専用マーケットから購入。ストアにはすでに2000本以上が予定されており、発売までにさらに増えるとのこと。
 なお、GooglePlayにはつながらない設定になっている。

『tap me』
『tap me』

↑アプリは、AndroidやiOSで人気のソフトのほか、『tap me』オリジナルソフトも用意。

■アプリ単位で管理できる“パパママモード”

 キッズタブレットで気になる点といえば、保護者による管理機能。 『tap me』では、“パパママモード”で遊ぶ時間や、遊べるアプリ、機能などを細かく設定できる。「テレビのリモコンしかさわったことがない、パソコンが苦手なお母さんでも簡単に操作できる」ようにと、tap me単体だけで管理がすべて行なえる。

『tap me』
『tap me』

↑画面右上にある“パパママ”ボタンをタッチし、パスワードを入力すると、パパママモードが起動する。使用制限や課金などの設定もここで行なう。

『tap me』

↑タイマーでは、1分刻みで使用時間を設定可。時間になると「じかんだよ」というメッセージが出て、本体がスリープする。

『tap me』

↑ネットやメールなど、使いたい機能だけを個別にオン/オフできる。

『tap me』
『tap me』

↑最大で子ども3人までの個別設定が可能。“アプリの登録/解除”で、使用したいアプリを選ぶと、選択したアプリしか画面に表示されなくなる。毎日日替わりで指定したアプリを遊ばせることもできる。

■アニメ見放題の『バンダイチャンネル』対応!

『tap me』のもうひとつの特徴は、バンダイの動画配信サービス『バンダイチャンネル』に対応していること。見放題は通常と同じく月額1000円の料金がかかるが、アニメや特撮の動画が観られる点は、子どもだけでなくお父さんにも魅力的!

 発売元のメガハウスはバンダイナムコグループということで、今後、バンダイのスーパーヒーローやプリキュアをはじめとした人気のコンテンツが登場する可能性もありそうだ。

『tap me』

 発売は7月中旬で、価格は2万790円。全国の家電量販店やトイザらスなどで購入できる。
 2万円超と、キッズ用としてはやや高めに感じるが、すべて日本語対応のアプリが30本以上入り、『tap me』1台で管理も行なえる点は高評価。発売に合わせて、アプリ管理や写真の整理などができるPC用アプリも提供予定とのこと。今後は、バンパーのカラーバリエーションなどのアクセサリーも予定している。

 トイザらスの『MEEP!』に続いてのキッズタブレットの登場。子どもを持つ親としてはどれを買うか迷ってしまうところだが、今年はまだまだ新たな製品が発売されそうだ。


『tap me』おもなスペック

ディスプレー 7インチワイドTFT(800×480ドット)
OS Android4.0
メモリー 4GB(RAM512MB、フラッシュメモリー4GB)
外部ストレージ 32MBまでのマイクロSDカードに対応
カメラ 30万画素(イン)、200万画素(アウト)
無線LAN IEEE802.11b/g/n
駆動時間 連続約4時間半
サイズ/重量 189(W)×11.5(D)×118(H)mm/450g
製造協力 コヴィア (端末のベースは『FleadTab CTB-702』)

●関連サイト
メガハウス

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