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小説「千本桜」が文芸部門で初登場1位! 総合でも13位に

2013年03月14日 18時00分更新

 3月18日付のオリコン週間“本”ランキング(集計期間:2013年3月4日~3月10日)の“文芸(単行本)部門”において、「小説 千本桜」(原作:黒うさP/WhiteFlame 著・イラスト:一斗まる、アスキー・メディアワークス)が初登場1位を獲得。総合部門でも13位にランクインという好調なスタートを切った。

3月9日発売『小説 千本桜』


小説 千本桜はイラストから執筆まで一斗まるさんが担当!

  小説 千本桜は、初音ミクが歌う人気楽曲「千本桜」をノベライズした作品。楽曲のPVにおいてキャラクター・背景設定などのビジュアルを担当したイラストレーターの一斗まるさんが、イラスト以外にも楽曲を元にした小説版の世界や執筆まで手がけている。

  千本桜は、今回のノベライズ以外にもファミリーマートの「初音ミクde桜ノ歌のキャンペーン」やビッグエコーの「千本桜専用ルーム」、ミュージカル「音楽劇 千本桜」の開催など、さまざまなキャンペーンが行なわれている。初音ミクを中心としたメディアミックスが相次ぐなか、ひと足早く“千本桜前線”が到来中だ。


舞台は今なお大正時代が続く平行世界小説 千本桜の舞台背景

 和歴・大正100年。ここは今もなお長きに渡り大正時代が続く平行世界。

 長きに渡る世界大戦は世界各地で起こる異常気象や大災害により停戦状態が続いていた。旧帝都・東京も「大正兇変」(たいしょうきょうへん)と呼ばれる大災害により、一時壊滅状態に陥るも、その名称を新帝都「桜京」(おうきょう)と改め、現在では人々のたゆまぬ努力の甲斐あって、奇跡的な復興を遂げつつあった。

 桜京には、兇変以降の異常気象で生態系に異変が生じてしまったせいか、季節を問わず咲き乱れる桜の木が異様なまでに美しい景観を創りだしている。特に街の中心部に存在する多くの桜木が幾重にも連なった御神木「千本桜」を見に来る観光客は後を絶たず、街の財政を潤し、復興の後押しをしてくれていた。しかし光ある所には影が色濃く浮かび上がる。大正兇変を境に生じた歪な世界。古式ゆかしい大正浪漫の風情をたたえるこの新帝都にも、多数の怪現象や悪事が横行していたのである。

 この世にはびこる悪しき影から帝都の平和を護るため「神憑特殊桜小隊」が立ち上がる。

■関連サイト
『小説 千本桜』公式サイト

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