中国のKONKA(コンカ)ブースでは最新スマートフォンを展示。大画面モデルやクアッドコアCPUモデル、そして防水対応など端末バリエーションが数多くあり、気になる端末をひとつづつチェックしていきます。
expose976はクアッドコアCPU搭載のフラッグシップ |
2013年の最新モデルである『expose976』は1.2GHzのクアッドコアCPUを搭載し、4.7インチ720×1280ドットのディスプレー、800万画素カメラを備えるフラッグシップモデル。OSはAndroid4.1を採用しています。電池カバーはカラフルな色合いで複数色が展開されるそうです。発売時期は近日中、とのこと。
Viva880はIP68の防水仕様 |
『Viva880』は3.5インチ320x480ドットディスプレー搭載の低価格な防水仕様。CPUは800MHz、OSはAndroid 2.3、5メガピクセルカメラ、そしてW-CDMAとGSMのデュアルSIMカードに対応している。最大の特徴はIP68規格相当の防水・防塵・耐衝撃性を備えていること。製品は水槽に入れられたもの1台だけが展示されていました。こちらも発売は近日中の予定。
5インチプロジェクター搭載スマホ『Viva999』を発表 |
そしてMWC2013にあわせて発表されたのが5インチモデルの『Viva999』。ディスプレイ解像度は480x800ドット、CPUはデュアルコア1GHzとスペックはミッドレンジクラス。本体上部にプロジェクターを搭載しているのが大きな特徴です。OSはAndroid 4.0で、4.1または4.2に変更する可能性もあるとのこと。
プロジェクターは最大150インチの投影が可能 |
プロジェクターは本体の右上に内蔵。プロジェクターのある上半分だけ本体背面は若干厚みが増しています。プロジェクターは最大で150インチサイズの投影が可能。端末から壁面まで1メートルで33インチ、2メートルで66インチの投影ができます。
画面は明るい35ルーメン |
プロジェクターの明るさは35ルーメン。プロジェクタースマホとして有名なサムスンの『GALAXY Beam』が15ルーメンですから、スペック上で2倍以上の数値。またコントラスト比は1:2000。実際にブースでプロジェクターを利用してみましたが、明るい場所でも結構綺麗にビデオを投影して見ることができました。
大容量バッテリーで連続2時間の投影が可能 |
バッテリー容量は2200mAh。WiFiをオンにした状態でプロジェクターを利用した場合、約2時間の連続利用が可能。なおSIMスロットが2つ見えますが、同社のスマホは全機種がGSMとW-CDMAのデュアルSIM同時待ち受けに対応しています。
先進国でも通用する製品がそろう |
KONKAは中国やインドでスマホを発売しています。中国メーカーということで低価格スマホを得意としてきましたが、今回展示されていたモデルはスペックや機能に特徴がありますし、品質も先進国で十分通用するレベルのものになっていると感じました。最新モデルのViva999もプロジェクター性能は十分実用的です。日本のキャリアから販売されることは難しいでしょうけど、この製品は日本でも行けそうだと思います。まずはグローバル市場での発売が楽しみなところです。
『expose 976』
<主なスペック>
CPU Cortex-A7(1.2GHz、クアッドコア)
ディスプレー 4.7インチ(720×1280ドット)
OS Android4.1
通信機能 GSM+WCDMA デュアル対応
『Viva999』
<主なスペック>
CPU デュアルコア 1GHz
ディスプレー 5インチ(480×800ドット)
OS Android4.0
通信機能 GSM+WCDMA デュアル対応
●関連サイト
KONKA(中国語サイト)
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