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最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013

2013年03月01日 15時30分更新

文● 中山智 編集●つばさ

最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013

 京セラは、1月29日に発表されたばかりのタフネススマホ『Torque』をはじめ、アメリカで発売中のタフネスシリーズの『DURA』や、日本向けの『HONEY BEE 201K』など日米で展開している製品を展示していました。

最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑4インチ(480×800ドット)でLTE対応のタフネススマホ『Torque』。

 Torqueは、ラバー状の本体素材や強化ガラスによる耐衝撃性、IPX7、IP6Xの防水&防塵機能を装備。真水だけでなく塩水でのテストも行なっており、海辺などでも安心して使えます。
 また、同社の独自技術“スマートソニックレシーバー”を採用。パネルの振動で音声を伝えるので、工事現場など騒音が激しい場所でも聞き取りやすくなっています。

最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑側面のボタンはプッシュ・トゥ・トーク機能用。日本では普及しませんでしたが、アメリカでは工事現場などでトランシーバーがわり使われているとのこと。
最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑背面カメラは500万画素。NFCにも対応しています。
最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑ベゼルに高さをつけて、落下時にディスプレー部分を守る工夫が施されています。
最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑タフネスフィーチャーフォンのDURAシリーズ。このシリーズのノウハウがTorqueに詰まっている。

 発売はアメリカのスプリントから4月以降を予定。価格は未定となっています。日本への導入については「キャリアからの引き合いがあれば是非チャレンジしてみたい」と前向きな姿勢でした。

Torque SPEC 主なスペック

ディスプレー 4.0インチ
バッテリー 2500mAh
カメラ 500万画素(フロントカメラ130万画素)

 京セラといえば、日本でも昔から端末をリリースしており、アメリカでもプリペイド端末などでビジネスを展開中。ところが、MWCでの端末の展示は今回が初めて。
 というのも京セラはアメリカでの販売パートナーがスプリントということで、これまで通信方式にCDMAを採用した端末をリリース。今回のTorqueも3GはCDMAですが、LTEというGSMと共通の通信方式も採用しているので、GSM陣営の展示会であるMWCに出展してみようと決めたとのことです。

最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑今回の出展についてお話を伺った、京セラのマーケティング部長の能原隆氏。

 端末の反響はかなり手応えがあるとのことで、Torqueをはじめとするタフネス系の端末は世界中で必ず一定数のニーズがあるとのこと。
 さらに日本向けモデルも現地で好評で、HONEY BEE 201Kのようなコラボではないファンシーな端末というのも世界では珍しいのか注目を集めていました。

最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑『HONEY BEE 201K』を初めとした国内端末も披露。
最新のタフネススマホで注目を集める京セラ:MWC2013
↑スマートソニックレシーバーのデモを体験するともらえるHONEY BEEストラップも人気に。これ欲しさにスマートソニックレシーバーを体験して、音声品質に感動する来場者も多かったそうです。

 Torqueに関しては、かなりサクサクで実用性もバッチリ。個人的な話で恐縮ですが、筆者は趣味でヨットをやっているので、海で安心して使える端末を熱望しています。CDMAということで、auさん是非ご検討を!

●関連サイト
京セラ(グローバルサイト)

MWC2013まとめ

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