事前にリリースされたタブレット端末向けOS『Ubuntu on tablets』(関連記事)の実動デモが、MWC2013会場内で(割とひっそりと)行なわれておりました。
マルチユーザーに対応 |
↑ホーム画面。マルチユーザーに対応しており、たとえば家族1台でタブレットを共有できたり、会社とかで使い回しがラクに行なえたりします。確かに同じような板が何枚もあるのは効率悪いかもしれませんね。内容までは表示しない通知も気が利いている感じ。バックグラウンドのカラーは変更できます。 |
画面分割でマルチタスク |
↑ウェブとFacebookを同時にチェックしたり、動画を見ながらつぶやいたりといった“ながら”作業が快適に行なえます。まさにタブレットの大画面を有効利用した機能ですな。 |
写真ギャラリー |
↑ギャラリーの画像は正方形のアイコンでサムネイルが表示されています。快適なスピードでロールさせ、ピタッと止められる。もちろん検索機能もあり、目的の画像を容易に見つけ出せます。 |
画像編集もスイスイ |
↑さらに画像編集機能も統合。これはトリミングの様子です。 |
デモはNexus10を用いて行なわれました。来場者に触らせてはくれませんでしたが、現時点での完成度はハッキリ言ってFirefoxより高いっ(ぽい)! ……っても、向こうはスマホ用OSなので比べるのもナンですが。とりあえず動画をご覧ください、ホント、サックサクです。これがアキラボーイさん的な“芸”でないとも言い切れませんが、操作をやり直したりもしているので、おそらく大丈夫でしょう。
Ubuntu on tabletsデモンストレーション
Tizenは展示が(2日目時点では)ないのですが、UbuntuとFirefoxを含めた“3人の刺客”のうち、ひとりくらいはApple、Google、MSのどれかを脅かす存在に成長するかもしれない。そして、最もリードしているのは、個人的にはUbuntuのような印象を受けました。Tizenが秘密裏にスゴイ勢いで開発されているかもしれませんが……。
まったく余談ですが、Ubuntuのブースで同社勤務の方に「アスキーさんお世話になってます、サトリツさんによろしく(in English)」って言われ焦りました。あ、Ubuntuマガジンって出してますものねウチ。そう、Ubuntuを応援しているのですよ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります