ケニアからお届けしました米Intelの1万円スマホ『Yolo』たぶん世界最速レビュー(関連記事)ですが、オッペンハイマーの予想はたいてい外れるため、社内では「その逆を行けば間違いナシ」ということでむしろ指標になっているらしく、これが本当なら甚だ遺憾でありますが、このYolo速報も予想を上回る注目度でしたので、いい気になって続報をお届けいたします。して、知人Kは、なぜアフリカにいたのか? 硬く口を閉ざしたままなのですが、とりあえず私のぶんと山根博士のぶんのYoloは持ってきてくださいましたので、ご査収いたしやす。
| 梱包もコンパクト |
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| ↑シンプルな白地ベースで正方形に近い。CPUのリテールぽい。 |
| やっぱかわええ |
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| ↑サイズ感はNokia Lumia 620に近いですね。ちょっと前だとIDEOSとか。最近ではすっかりこの手のひらサイズは出なくなりました。 |
| Intel入ってる |
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| ↑唯一のAndroidです。といっても、ARM搭載のスマホは出ていたし、それ自体はそんなトピックではないかも。まるごとIntelブランドで出た、しかもアフリカ限定で、という部分ですね。 |
| 裏はマット調 |
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| ↑全体につくりはしっかりしています。質感も悪くない。液晶の見栄えだけは低価格帯のそれですが、動作も含め現行モデルと遜色ないと思います。 |
| Lumia 620と比較 |
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| ↑なぜLumiaとばかり比べるかというと、たまたま私が買ったからですが、大きさ的にはほぼ一緒。価格はLumiaのほうが倍もしますが、それでもローエンド向け超低価格モデルなんですよね、十分。 |
| バッテリーは取り外し可 |
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| ↑容量は1500mAhと、1世代前の大容量。本体サイズやスペックから考えると容量以上にもつ気がします。電気の事情など考えると、ある程度もたないと実用に足らないでしょうしね。内部的な工夫があるのかもしれません。 |
| SIMは通常サイズ |
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| ↑もはや私の手元にはチョッキンしたSIMしか残ってなかったので、スミマセンがゲタ経由で(マイクロなんて奇跡で大半はナノだった)。ん〜、キツイ? ゴメンね痛いかな? どのSIM使えたかとかはTwitterで。 |
どんなアプリが入っているのか……は、すでにお伝えしておりますが、ドロワー3枚ぶんのスクショをば。ちなみにスクリーンショットは音量下+電源ボタンでシャクっと撮れます。※クリックで拡大
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| ん〜、中華フォントや |
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| ↑4.0.4なので、日本語ロケールは問題ないですが、フォントは中華ですね。rootとかは、まだどこにも情報がない。そもそも検索すると、自分の前の記事が引っかかってしまう。嬉しいやら悲しいやら……。 |
| カメラ画質はまずまず |
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| ↑そこそこいい絵で撮れます。撮影時エフェクトなんて機能もございます。またLumia 620と比べてもいいですか? 近いレベルですね。 |
| Yolo |
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| Lumia 620 |
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いじょ。というわけで、Yolo。なかなかどうしていいデキなんでございますよのよ。Intelのロゴを汚していない。これが、なぜアフリカ限定なのか(いまのところは、ですが)。よほどスマホが普及していないのかと思ったのですが、そうでもないのですよね。
まず、この地がどんなところかといいますと……。
| ケニアの街 |
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| 少し入ると… |
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| さらに行くと… |
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K氏曰く、貧富の差が激しく、とはいえスマホはどの層にも必需品なのだと。なので、裸足なのにスマホはいいの使っている人とかいらっしゃるんですって。人気はやはりサムスン、続いてLGなど、韓国企業が強いのはほかの国と一緒。ただ、アジアではあまり見かけないノキアもミドルレンジ向けで存在感をアピールしておる模様……。
| ケニアの電波塔 |
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| ↑3Gのみですが、行けども行けども快適に通信できるそう。回線が空いているのでしょうか。K氏によると、旅行中、一度も圏外にならなかったそうです。 |
| ケータイショップ |
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| ↑国内に外資も含め複数のキャリアがありますが、Safaricomは日本でいうドコモのような存在です。 |
| GALAXYは高級品 |
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| ↑最も高嶺の花なのが、かつてはノキアのハイエンドだったのが、いまやサムスンだそう。 |
| ミドルレンジを狙うノキア |
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| ↑どこを歩いてもAshaを超押している。 |
| 賑やかな店内 |
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| ↑ケータイ屋さんはどこも大繁盛で、常に人だかりが。 |
| サファリっぽい? |
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| ↑Twitterで部分的に披露しました、SafaricomのSIMカードですが、コレってサファリっぽいのかしら……。私は、もう少し違うの想像していましたが、でも美しいですね。 |
| 露店も多い |
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| ↑というか、こちらがメインとも。数年前の機種(もちろん中古)が、日本円で数千円。アクセサリー(ケータイではなく身につける)なんかと一緒に売られているそうです。 |
成人ひとり1日の平均所得が日本円で1000円くらいだそうですから、Yoloっても現地の人には結構高価です。サムスンやファーウェイも、同価格帯のAndroidをこの地で出しているそうなので、なぜこの地限定なのかの謎は、謎のままだったりするのですが、まぁいろいろと広げていくおつもりなのでしょう。1万円でスマホがつくれるなら、雑誌の付録なんてのも夢じゃないかも? なーんて。期待しないで。私にだけは。
しかしまぁ、世界中どこの地でもモバイルがエキサイティングな市場であるということは変わりませんね。貧民層の家屋には電気も通ってないそうですが、スマホはバッテリーなのでほかの家電より普及率が高いのはうなずけます(有料の充電スポットがあるそうです)。あと、ケニアの人々は、みんな気さくで、大画面のスマホを見ると(物珍しさに)撮って撮ってと子供たちが寄ってくるんですって。ドバイまで行かれた山根博士も、ケニアは足を運ばれてないですよね? スペイン(MWC)の帰り、中山くんダマしてご一緒しますか?w
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