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Core i7-3689Yとi5-3439Yが登場 SDP7W、TDP13Wの超低電圧版

2013年01月08日 21時00分更新

Yプロセッサー

 米インテルの低電圧版プロセッサーに2つの新モデルが登場しました。型番末尾のに“Y”がつく、Core i7-3689Y(1.5GHz、MAX2.6GHz、2コア/4スレッド、キャッシュ4MB)とCore i5-3439Y(1.5GHz、MAX2.3GHz、2コア/4スレッド、キャッシュ3MB)で、“Yプロセッサー”と呼ばれ、昨年末あたりからウワサされていたもの。

 熱設計消費電力(TDP)とは、異なるシナリオ・デザイン・パワー(SDP)といった指標では7Wの製品となります(TDPは13W)。簡単に言えば、TDPが激しい負荷をかけたときのピークに近い値なのに対して、SDPは例えばネット閲覧などもっとゆるやかな使用状況を想定した熱設計における消費電力のこと。つまり、同じCPUでもシナリオの異なる熱設計の指標ができたということです。省電力かつ最高動作温度の低下によるメリットとしては、タブレットなどの薄型の製品や長時間駆動のUltrabookなどが製造できるようになるので、より製品開発の幅が広がります。

 どちらのCPUも省電力ながらIntel HD Graphics 4000を内蔵とのことなので、3D性能はそこそこありながらさらに薄型のタブレットやUltrabookがHaswellの前に出てくるかも!?

■関連サイト
Core i7-3689Y
Core i5-3439Y

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