複数のデバイスで楽曲を共有できる Amazon Cloud Playerで遊ぼう!!

2012年12月03日 12時00分更新

　『Amazon Cloud Player』はアマゾンの音楽配信サービス『Amazon MP3』で購入した音楽をクラウドで管理し、複数のデバイスで楽しめるサービス。PCではブラウザーで利用できるほか、専用ソフト『Amazon MP3ダウンローダー』（以下、ダウンローダー）を使うことでAmazon MP3で購入した楽曲をダウンロードできる。また、iOS、Android向けのアプリも提供されており、スマートフォンやタブレットでも再生できる。12月19日に日本でも出荷が開始される『Kindle Fire』、『Kindle Fire HD』にも専用アプリがインストールされる。

　同期できるのは最大で10台まで。利用端末はAmazon.co.jpのアカウントでひも付けられ、上限に達した場合は、端末のひも付けを解除することで、新たに別の機器を登録できる。米国では2011年3月にサービスが開始され、ユーザーが保有している楽曲をアップロードする機能に対応しているが、日本ではこのサービスは提供されていない。

■Amazon Cloud Playerにアクセスする
　アマゾンのウェブサイト“Amazon Cloud Player”（関連サイト）にアクセス。Amazon.co.jpのアカウントとパスワードを入力してサインインする。

　サインインすると、Amzon MP3ストアで購入した楽曲がすでに登録されており、画面左下の再生ボタンをクリックすればすぐに再生できる。新たに楽曲を購入する場合は、画面右上の【Amazon MP3ストア】を、プレイリストを作成する場合は画面左側のメニューから【新しいプレイリスト】をクリックする。

■『Amazon MP3ダウンローダー』をインストール
　楽曲のデータをダウンロードする場合は、曲名の横にあるチェックボックスにチェックを入れて、【ダウンロード】をクリック。次画面で【Amazon MP3ダウンローダーのインストール】をクリックしよう。インストーラーのダウンロードが済んだら、パソコンにインストールする。

　インストールが完了すると、【Amazon MP3ダウンローダーのインストール】画面の【音楽をダウンロード】の表示がアクティブになるのでクリック。次に端末の認証画面が表示されるので、【端末を認証】をクリックする。

　ダウンローダーのインストールが完了すると、自動的に起動し、楽曲のダウンロードが始まる。

　なお、ダウンローダーは、ダウンロードした楽曲をiTunesかWindows Media Playerに自動でインポートする機能を備えている。デフォルトではiTunesにインポートされる設定になっており、ダウンロードが完了すると自動的にiTunesに追加できた。インポート先の設定を変えるには、ダウンローダーの【ファイル】→【詳細設定】から変更する。

■iPhoneで再生する
　iOS端末で利用するには、まずAppStoreで『Amazon Cloud Player』（関連サイト）をダウンロード。ここではiPhone5にインストールする。

　アプリを起動したら【サインイン】をタップ。次画面でメールアドレスとパスワードを入力してサインインする。次に、端末の認証画面が表示されるので、【この端末を認証】をタップする

　認証が済むと、メイン画面が表示され、クラウド上の楽曲を再生できる。メイン画面には最上部に楽曲データがどこにあるかを示す【クラウド】、【端末】タブと設定ボタンが配置されている。その下にはプレイリスト、アーティスト、アルバム、曲、ジャンルのタブが並び、任意のタブから曲を選択できる。再生画面には、下部に再生と停止、早送り、早戻しボタンや音量調整レバーなどが並ぶ。

　楽曲のデータを端末にダウンロードするには、アルバムなどから楽曲を選択し、画面右上のダウンロードボタンをタップする。再度ボタンをタップすると、ダウンロードの進捗状況を確認できる。

■Android端末で再生する
　Android端末でも利用可能。Google Playにアクセスし、『Amazon MP3』（関連サイト）をダウンロードしよう。アプリを起動したら【プレイヤー】をタップし、次画面で【Amazon.co.jpにサインイン】を選択してサインインしよう。端末の認証を済ませると、プレイヤーを利用できる。