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IGZO液晶32インチ4K2Kディスプレー シャープが発表

2012年11月28日 12時14分更新

 シャープは11月28日、IGZO液晶を採用する32インチの4K2Kディスプレー『PN-K321』を発表しました。2月15日発売予定で、予想実売価格は45万円前後。

PN-K321

 4K2Kとは、フルHDの4倍の3840×2160ドットの解像度のテレビやディスプレーのこと。『PN-K321』は、IGZO技術により従来の液晶パネルの約2倍の透過率をもつ。4K2Kの高精細表示により、極小の文字などもドット感を抑えてなめらかに表示可能。専用設計のエッジ型LEDバックライト採用により、業界最薄の厚さ35ミリを実現している。

 まだかなりお高めですが、買えるものならオフィスの自席にに欲しい……ですね。一般の会社員にはオーバースペックかもしれませんが、CADなどのプロ向けの現場で活躍しそうです。

PN-K321

●おもなスペック
画面サイズ: 32インチワイド(3840×2160ドット)
輝度: 250カンデラ
表示画面サイズ: 横698×縦393mm
インターフェース: 
DisplayPort×1、HDMI×2、RS-232C×1、φ3.5mmステレオミニジャック×1ほか
スピーカー: 
2W×2
消費電力: 120W
サイズ/重量(ディスプレイ部のみ): 750(W)×35(D)×441(H)mm/約7.5kg

以下、リリースです。

4K2Kの高精細表示で、業界最薄※2のデザインを実現した液晶ディスプレイ<PN-K321>を発売

2012年11月28日

シャープは、独自開発のIGZO技術を搭載し、フルHDの4倍の解像度を持つ4K2K(3,840×2,160ドット)表示を可能とした32V型液晶ディスプレイ<PN-K321>を発売します。
 4K2K表示の高精細ディスプレイは、映像やグラフィックの作成・編集業務、細かな文字やグラフなどを多用する金融関連業務、精細な図面表示が必要なCAD業務など、多くの用途で需要の拡大が見込まれています。
 本機は、従来に比べ液晶パネル上のトランジスタ(TFT)の小型化が図れ、1画素あたりの光の透過量を高めた最新の高精細ディスプレイです。4K2K表示により、細かな文字や画像の細部までより多くの情報量を一覧で鮮明に表示できるため、スクロールする手間が省け業務効率も高まります。
 また、IGZO技術の搭載により、専用設計のエッジ型LEDバックライトの採用が可能となり、奥行を約35mmに抑えた業界最薄の本体デザインを実現しました。32V型の大画面ながらオフィスのデスクに置いても圧迫感がありません。また、公共スペースなどにも違和感なく設置できます。さらに、入力端子は最新のDisplayPortとHDMIに対応しているので、1本のケーブルでパソコンと接続し、4K2Kの大容量データを表示※3することが可能です。
 当社は、本機をはじめとして、高精細ディスプレイのラインナップ強化に取り組んでまいります。

品名: 液晶ディスプレイ
形名: PN-K321
希望小売価格: オープン
発売日: 2013年2月15日
月産台数: 1,500台

■主な特長

1. フルHDの4倍の高精細表示が可能な4K2K(3,840×2,160ドット)ディスプレイ
2. 奥行を抑えた、業界最薄(約35mm)の本体デザイン
3. ケーブル1本でパソコンと接続し、4K2Kデータを表示可能

※1  IGZOおよびイグゾーは、シャープ株式会社の登録商標です。IGZOロゴは、シャープ株式会社の商標です。
※2  30V型以上の4K2K(3,840×2,160ドット)ディスプレイにおいて、2012年11月28日現在(当社調べ)。
※3  DisplayPort(マルチストリーム)で、3,840×2,160@60pが対応可能。HDMIでは、3,840×2,160@30pまで対応可能(60pは、2本で対応可能)。

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