日本通信から“スマホ電話SIM”のナノSIMバージョンが発表されました(関連記事)。データ通信も安いプランで使えるこのSIMカード、もちろん速攻ゲットしましたよ! 地下の倉庫の隣の部屋にある週間リスキー編集局で居眠りされていたACCNさんのSIMフリー版iPhone 5を奪ってきたので、さっそく試してみようと思います。
下りの速さが異なる2つのSIMがありまして、ひとつは14Mbps、もうひとつは200Kbpsとなっております。ACCNさんが起きてくる前にサクッと通信速度を実測しておきましょうね。
まずはAPN設定です。APN、ユーザ名、パスワードはパッケージに記載されており、インターネット共有(テザリング)の設定値と共通となってます。
画面上部にNTTDOC……3Gの文字が出ました。
下り14MbpsのナノSIMから計測してみましょう。
続いて下り200KbpsのナノSIMです。
下り | 上り | |
下り 14MbpsSIM | 1.003Mbps | 0.252Mbps |
下り 200KbpsSIM | 0.326Mbps | 0.142Mbps |
※東京飯田橋週刊アスキー編集部内にて測定。5回はかった平均を出しています。
テザリングはどうでしょう。1台のみの接続であれば、上記と同じくらいのスピードが出ています。
テザリング | 下り | 上り |
下り 14MbpsSIM | 1.13Mbps | 0.40Mbps |
下り 200KbpsSIM | 0.30Mbps | 0.12Mbps |
※東京飯田橋週刊アスキー編集部内にて測定。5回はかった平均を出しています。
体感では、下り200Kbpsのほうは動画再生などには向きませんが、メールやTwitterといった文字ベースの情報のやり取りなら十分かと。テザリングが思いのほか快適だったのも好印象でした。プラスエリアやLTE接続の問題でSIMフリー版iPhone 5は4・4Sほど国内で盛り上がっていないようですが、少しでも参考になりましたらと。
●日本通信(関連サイト)
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