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1ボード60コア240スレッドのインテル『Xeon Phi』が気になる

2012年11月13日 11時00分更新

Xeon Phi

 インテルの“MIC”(Many Integrated Core)アーキテクチャーを採用したコプロセッサー『Xeon Phi』。PCI Expressで接続するスーパーコンピューター用のコプロセッサーですが、そのスペックがすさまじいのです。上位製品の『Xeon Phi 5110P』(2650ドル)は、1ボード60コア240スレッド(1.053GHz)で8GBのGDDR5メモリーを備え、帯域幅は320GB/秒。下位の『Xeon Phi 3100』(2000ドル以下)はコア/スレッド数は不明ですが、6GB GDDR5メモリーを備え、帯域幅は240GB/秒。

 『Xeon Phi 5110P』は2013年1月28日から組み込みシステムで各社より提供開始。『Xeon Phi 3100』は2013年上半期に出荷予定です。

 Xeon E5-2687Wを2個(合計33万円前後)買って32スレッド駆動してる僕ですが、オーバークロックできなくてこれ以上の性能の伸びは期待できないと思ってました。しかし、Xeon Phiならいまのシステムに組み込みだけで、ぐんとパワーアップできそうです。秋葉原に登場するかどうかわかりませんが、出たらまた財布と相談ですかね。

Xeon Phi

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インテル

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