ACCNのモバイル日記

Windows Phone 8はWindows 8と仲良し？

　地球初のWindows Phone 8端末『HTC 8X』が発表・発売され、世界最速レビューをお届けし、世界レベルでスルーされている件に対し「甚だ遺憾である」と、アックン・オッペンハイマーは述べております。みんなたちの心はすっかりなんたらミニやらなんたらドルに奪われいるわけだが、我々は躊躇せずWPもBBも追い続けるよ。HTC 8Xのレビューはななふぉさんがパーフェクトにしてくださったので振り返らない。あ、でもやっぱちょっと振り返ります。

HTC 8X

BOXが美しい…

　何度もスミマセン。でも、カワイイんですもの、ホントに。コンパクトだし。HTCは今後、こんな感じでいくのかしらね。いいと思う。

SIMピンだけでも欲しいぜ

　これまたカワイすぎヤメテはぁはぁ、これだけで買いたいわ、もう……。あ、余計なことかもしれませんが、iPhoneでも使えましたよ。ほな、さっそくSIM入れてみまひょ。ちなみにマイクロです。ミニなんてチョッキンですよ、ええ。

SIMの好みはうっさいほう

↑手元にあったモノではSoftBankのiPad用マイクロSIM（APN非公開だケド）、Xi契約のドコモSIMがいけました。日本通信のSIMは全部試したわけじゃないけど、通話が入ってないとダメぽ。MiFi.jpのデータ専用SIMもダメでした。LTEは入ってないからそもそもカンケーないおハナシ。

　日本語環境については、表示はできるがメニューなどは非対応。入力は別途IMEを入れることで可能になる……ってななふぉさんが言ってました。

日本語入力は……

↑ななふぉさんがレポート済みですが、IMEをダウンロードすることで、日本語入力は可能です。“12Key”がいわゆるフリック入力用パネルですね。私はコレだけ入れちゃうの……。

不自由のない日本語入力

↑ちゃんと中華じゃないフォントで変換候補が出ました。

　ウェブの表示は中華フォントではなく、キレイな日本語で表示されました。メニューさえ目をつむれば、そこそこ不自由なく日本語で使えそうです。アプリによっては一部中華フォントになりますが、まぁこれはIS12Tですらこんな感じですからね……。気にしないほうが幸せなWPライフを送れるってもんです。

　さて、Windows 8からMicrosoftアカウントでログインできるようになりましたよね。WP8も同アカウントに対応しています。Windows同士（RT機含む）だと設定やアプリが同期されますが、WP8だとどうなのでしょうか？

いろんなアカウントに対応しておる

↑MicrosoftアカウントにFacebookとTwitterのアカウントを紐付けしてある場合、MSアカウントでログインするだけで、これらのアカウントにも自動でログインされます。この辺りはほかのWindows 8機やRT機と同じですね。たいへん便利である、とアックン・オッペンハイマーは述べています。

SkyDriveにも自動ログイン

↑SkyDriveのセットアップも別途不要。写真も自動でアップロードできます。テキストメッセージはOneNoteのメモ同期機能のことで、OfficeオンラインのSkyDrive上に保存されます。端末データのバックアップもSkyDriveに作成可。これまで個々に設定が必要だったことが一瞬でできるようになりました。

Officeは完全オンライン

↑SkyDrive上に保存されている文書は同期され、ソートにより簡単に端末側で呼び出せます。もちろん、閲覧だけでなく編集も可能。互換性はさすが純正といった感じですな。

プレビューもサクサク

↑ファイルを開かなくても、プレビュー表示で内容が確認できます。

OneNoteはさらにシームレス

↑前述通りクイックノートを同期できるわけですが、コレ、iOSのメモに近い感覚すね。私はテキストだけ同期したいこと多いので、Evernoteよりこの手のメモのほうが使いやすくて好きかも。まぁEvernoteアプリもあるので、好きな方はそちらを。

PC側に同期されます

↑Officeオンライン上に同期、もちろんPCにOneNoteアプリが入っていれば、ローカルにも保存されています。

　といった具合に、SkyDriveを中心にMSのクラウド周りは非常にシームレスに統合されています。ただ、IEのお気に入りが同期されないなど、iCloudにすら（失礼）劣る部分も……。だからみんなChromeに流れちゃうんだと思うって誰かが言ってましたよ。おそらく後日対応するでしょうケド。SNSの統合はログインが短縮された以外はWP7のときとさほど変化ありませんが、Windows 8がWP7に追いついた感じでしたからね。これは十分と思います。

　ところで、WP7で使っていたアプリはWP8でも使えるのでしょうか？ 結論からいうと、これは大丈夫。買ったアプリもそのまま移行できます。当たり前といえば当たり前な気もしますが、Windows Mobileからのユーザーは涙していることでしょう。私はハタチなのでよくわかりませんが……。なお、Windows 8やRT機のアプリとは互換性ございません。

週アスPLUSもオッケー！

↑Windows Phone 8でも動きましたよん。なぜか検索では出てこなかったんですケド。お願い、早く入れて……。

WP7の購入履歴が引き継がれる

↑買ったアプリは再度課金されることなく、インストールできました。ただし、Windows 8やRT機で購入したアプリの情報は同期されない模様……。

アバターも同期完了っ

↑Xboxのオッペンハイマーさんもちゃんと引っ越しされてました。コニャニャチハ。ぜんぜん使ってないケド……。

　クラウドの時代、ケーブルでPCとスマホをつなぐことが世界的に減少傾向にあることはニャスキー総研の調べで判明しておりますが、それでもつなぐことはありますよね。で、つないでビックリ。Windows 8に独自UIが用意されてるじゃありませんか。

さらばZune…

↑WP8はWindows 8と相性がいいわ。ま、8同士だからね。Zuneがなくても独自UIがサクッと起動し、写真の転送やファイルのやり取りができます。購入したWPアプリも一覧で確認可能。アプデもOTAでできますからZuneとはホント、サヨナラかしらね……。

　いじょ。Windows Phone 8とWindows 8……もとい、Microsoftアカウントで使うスマホとPCは、まだ完璧とはいえないけれど、環境が整備されればiCloudなんて目じゃないほど便利なモノに化ける可能性を秘めていると思います。ただ、秘めていても端末が出てこなければ意味ナッシングなわけで、ドコモさんでもKDDIさんでも、もうどこでもいいですよ、頼みますよホント、2つ（iOSとAndroid）じゃ不十分ですよ、わかってくださいよ……。

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