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音速突破の成層圏ダイブ『RED BULL STRATOS』今夜生中継

2012年10月09日 21時00分更新

RED BULL STRATOS
↑加圧されたスペース・スーツで高度3万6576メートルの自由落下に挑む。

 人類史上初、成層圏からのダイブで音速を突破して4つの世界新記録樹立を目指す、エクストリームチャレンジ『RED BULL STRATOS』がいよいよ本日深夜に決行されます! 当初の予定では10月8日24時30分からでしたが、 強風をともなる寒冷前線の影響で3日前カウントダウンが遅れ、決行は本日深夜に延期されました。『RED BULL STRATOS』の模様は、BS放送J SPORTS 3では10月9日の23時45分から26時まで、CS放送ディスカバリーチャンネルでは10月9日の24時から26時まで生中継するようです。

RED BULL STRATOS
↑写真左から2番目がフェリックス・バウムガートナー氏。左の方は1960年に3万1333メートル(10万2800フィート)からのフリーフォールに成功したジョセフ・キッティンガー大佐。大佐は計画当初からアドバイザーとしてフェリックス氏に協力しているそうです。
RED BULL STRATOS
↑気球は厚さ0.02ミリのポリエチレン・フィルム。直径約80メートルまで膨らみ、約1.84トンのカプセルを運ぶ。

 『RED BULL STRATOS』は、高度3万6576メートル(12万フィート)の成層圏までダイバーであるフェリックス・バウムガートナー氏ひとりを乗せたカプセルを気球で持ち上げ、そこから地上までダイブするチャレンジです。ちなみに落下速度は降下から35秒で音速を超えるそうです! マッハですよマッハ!

 また、成功すれば以下の世界新記録が樹立されます。

1 最高高度からのスカイダイビング
2 人体のみで音速の壁を越えるフリーフォール
3 最長時間のフリーフォール(約5分30秒)
4 最高高度の有人気球飛行

RED BULL STRATOS
↑地上から気球で成層圏まで上昇し、自由落下で降下開始。落下速度は35秒で音速を超えるが、空気抵抗により後に減速。最後はパラシュートで地上に降り立つ予定です。

 なお、テレビによる生中継のほか、公式サイト(下部リンク)でもストリーミング放送を行なう予定だとか。チャレンジはアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで行なわれる都合で、日本では深夜の中継になりますが、翌朝はREDBULLで張り切って出社する所存です。

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