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Facebookの月間ユーザー数が10億人突破 週アス解析データに見るその勢い

2012年10月05日 19時30分更新

 米時間で10月4日、Facebookの月間利用者数が全世界で10億人を突破したとのこと。Facebookは利用者への感謝を伝える記念映像と、CEOマーク・ザッカーバーグからのメッセージを公開しています。

The Things That Connect Us(関連サイト)

Facebookの月間ユーザー数が10億人を突破

 

 以下は、マーク・ザッカーバーグが自身のタイムラインに残したコメントです。

Mark Zuckerberg
https://www.facebook.com/zuck(関連サイト)

Facebookの月間ユーザー数が10億人を突破

This morning, there are more than one billion people using Facebook actively each month.

If you're reading this: thank you for giving me and my little team the honor of serving you.

Helping a billion people connect is amazing, humbling and by far the thing I am most proud of in my life.

I am committed to working every day to make Facebook better for you, and hopefully together one day we will be able to connect the rest of the world too.

【邦訳】
本日、Facebookの月間利用者数が10億人以上にとなりました。
このメッセージを読まれている方には、私や、われわれのチームから、
皆様のために働けていることの感謝をお伝えしたいと思います。
10億人の人々のつながりを支えることは、驚きに満ちており、同時に身の引き締まる思いです。
私の人生において、このようなプロジェクトに関われていることを誇りに思っています。
これからも、皆様のためにFacebookをより良いものにしていきたいと思っています。
そして、いつの日か、世界中のより多くの皆様とも、つながりを持てることを願っています。

 日本上陸時には「実名SNSなんて日本じゃ流行らない!」と言われて酷評されていたFacebook。最近では、好むと好まざると関係なく、「上司が始めたから……」「取引先が……」といった理由や、友人との連絡用に必要に駆られて使い始めたという読者の方もいるのではないでしょうか。

 世界で10億人、じゃあ、いったい日本ではどのくらいなの? という疑問には、コンサルティングを専門とするループス・コミュニケーションズさんのこちらの解説が詳しいです。

mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2012年8月最新ニールセン調査(関連サイト)

 今年5月、PC訪問者数でFacebookが大きく数字を伸ばしていることがわかります。

 さて、あわせて、週アスPLUSのアクセス解析データから一部を抜粋してお見せしましょう。どこのサイトからやってきたのか? がわかる“参照元”の上位一覧から、Facebookの勢いを知ることができます。

Facebookの月間ユーザー数が10億人を突破

※計測ツール:Google Analytics、計測期間:2012年9月1日~9月30日(1ヵ月)

 Webサイトにユーザーがアクセスする経路には大きくわけて3種類あります。「検索エンジン経由」、「外部サイトのリンク経由」、「ブックマークなどで直接アクセス」です。このなかで、Facebook経由のアクセスは「外部サイトのリンク経由」扱いとなり、解析ツールでは上の図のような“参照元の訪問数”という項目でチェックできます。

 具体的に見ていきます。最上位のt.coは、ツイッター経由での訪問です。タイムラインに表示された週アスPLUSの記事URLを踏んで訪問したのが最も多かった、ということを示しています。以下、ニュースサイト等が並び、6位と9位にFacebookがランクイン(9位のm.facebook.comはモバイル版です)。6位と9位を合算して総数を出すと、4位のヤフーニュース経由を超え、その訪問数は3位のASCII.jpとほぼ並ぶ112,613件となります。週アスPLUSはニュースサイトなので情報伝達に優れるSNSと相性がよいという特徴もありますが、Facebook経由でやってくるユーザーが相当数いることが見てとれる結果です。

 世界人口70億人で計算すると、国籍・性別・老若男女の隔てなく、実に7人に1人がアカウントをもつSNSの巨人Facebook。日本でも着実にユーザーを増やしていますが、国内のライバルたちも健在です。手軽な情報発信手段として多数のユーザーを誇る『Twitter』、Googleサービス群との融合・連携がウリの『Google+』、破竹の快進撃を続ける『LINE』、国産SNSの古豪『mixi』。どのサービスが覇権を握るのか? SNS戦争はまだ続きそうです。

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