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日本語版iOS 6に一部機能制限アリ?

2012年09月18日 15時30分更新


 

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 いよいよ米国時間の9月19日(水)に公開予定のiOS 6。対応機器は21日発売のiPhone 5に加え、10月発売の第5世代iPod touch、iPhone 3GS、iPhone 4、iOhone 4Sと第4世代iPod touch、iPad2、新iPad。

 オリジナル地図を搭載したiOS 6は、フェイスブックがOSに統合され、カメラや写真、地図アプリから直接投稿して共有可能。フェースブックの連絡先やイベント情報もiOSの連絡先とカレンダーに取り込まれるようになりました。

 選んだ写真を任意のユーザーと共有できる共有フォトストリームは、iCloudのストレージを使わないので大量の写真共有も問題ナシ。

 このような新機能は200以上と膨大。アップデートが非常に楽しみですが、日本では使えない機能の詳細をアップルが公開(外部リンク)していますので要チェック。

【日本語版iOS 6で使えない機能:太字部

【マップ】
標準、航空写真、道順、ルート案内機能、建物の3D表示渋滞状況、ローカル検索、ビジネスレビュー&写真

【Siri】
スポーツ、Twiterの統合、Facebookの統合、ローカル情報レストラン情報レストランのレビューレストランの予約、映画情報、映画のレビュー上映時間

【iTunes Store】
ミュージック、映画、テレビ番組

 建物の3D表示ができないのは少しションボリですが、使える新機能のほうが圧倒的に多いのは事実。iOS 6にアップデートすれば、iPhone 4Sでもこんな機能が使えるようになります!

●Siriと連動して道順を音声ガイドするナビ機能を搭載。
●画面上部の通知センターからツイッターやフェイスブックに即投稿可能。
●ビデオ通話の“FaceTime”が携帯回線でも使える。
●同じアップルIDを使うiOS機器間でユーザーの変換辞書をiCloud経由で同期。
●時計のアラームに任意の曲が使えるようになり、カスタムバイブにも対応。
●紛失したiPhoneに電話番号を送っておくと、拾ったヒトが操作時に自動で発信する“Lost mode”を搭載。
●画面の指定エリアを操作不可にする“アクセシビティ”機能を搭載。
●夜間など指定した時間に着信音を鳴らさない“Do Not Disturb”モードを搭載。

“通知センター”から投稿
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↑画面上端の“通知センター”の、ツイッターとフェースブックの投稿ボタンを用意。
電話に出られない場合は
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↑リマインダーと登録したメッセージを送信するボタンを新たに搭載。
おやすみ中は鳴らさない
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↑指定した時間帯に電話やメールの着信音をカット。連続でかかってきた場合は鳴らすといった細かい設定も可能。
写真を後付け可能
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↑メールを書いた後に本文長押しで、写真やビデオを後から挿入できるようになった。

 メール本文長押しで写真やビデオを挿入できるようになったり、ブラウザーで開いているタブのリアルタイム共有ができるようになってりと、細かい使い勝手が飛躍的に向上しており、アップデートをためらう必要はナシ。

 GoogleマップやYouTubeは無くなりましたが、公式のYouTubeアプリがすでにApp Storeにあるので安心です。

 新iPadにSiriが解禁され、さらにSiriによる音声ナビが行なえるようになったiOS 6。公開が待ち遠しいですね!
 

■関連サイト
アップル

iPhone5まとめ

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