GV-LS2 |
予想実売価格10万円前後(9月下旬発売予定) |
GV-LS1 |
予想実売価格6万円前後(10月下旬発売予定) |
JVCケンウッドがライブストリーミングカメラを2機種発表しました。『GV-LS2』は光学10倍ズームが使え、パンチルターが付属。パン(無線接続時:±150度、有線接続時:±100度)、チルト(上40度、下30度)に対応し、タブレットをタッチしたり、傾けたりしながらグイングイン動かして、遠隔でアングルを決められます。『GV-LS1』は廉価モデルでパンやチルトには対応しないものの、単焦点レンズは24mm(35mm換算)と広角で、IPX3の防滴ボディーです。両者ともLEDライトを内蔵してます。
タブレットで4台同時ライブストリーミング |
両機種の最大の特徴は、やはりライブストリーミング。独自アプリ(Andorid/iOSに対応)を使うと、タブレットから視聴も操作も思いのまま。しかし、その際はAVCHDによる高ビットレート録画はできないので、割り切って使う必要アリです。にしたって、ライブストリーミングの画質もしっかりフルHD(5Mbps、60i)なので、回線さえ太ければさほど目くじらをたてる画質にはならないかもしれません。
接続方法は、カメラとルーターを有線でつなぐほか、もちろん無線でもオーケー。無線の場合、カメラとタブレットを1対1でダイレクトにつなげます。また、無線LANルーターを介し、1台のタブレットに4台のカメラをつなぐことも可能です。タブレットとPCなら、同時に最大4台のカメラを操れます。
アプリではホワイトバランスやシャッタースピードまで調整できます。そして、嬉しいのがあらかじめ決めたアングルを4つプリセットとして登録できる点。例えば、ネコのお気に入りの場所があったとしましょう。そこを登録しておけば、ワンタッチでその場所を映せるので、カメラを動かしながら探す必要はありません。もちろん、そこにいたら「やっぱりここか!」程度でしょうが……。
外部マイク入力もあるので、高音質録音も可能。GV-LS2は“ツインDDモーター”を採用し、パンでもチルトでも高速かつ静かに動作。その正確無比な動きは、それだけで熱くなるものを胸に感じました。あなたは10万円のグイングインズーム様と6万円の広角君、どちらを買いますか?
●GV-LS2のおもなSPEC
撮像素子:1/2.3型裏面照射CMOSセンサー
総画素数:1240万画素
焦点距離(35mm換算):29.5~476mm(ダイナミックズーム時)
ズーム:光学10倍、ダイナミックズーム16倍、デジタル200倍
最低照度:1ルクス(感度アップ:スローシャッター)
動画記録:AVCHD(フルHD、最大24Mbps)
ストリーム出力:MPEG2 TS(フルHD、最大5Mbps)
記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード
ネットワーク:有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)、802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ)
入出力端子:マイク入力、AV出力(φ3.5mmミニプラグ)ほか
サイズ/重量:73(W)×90(D)×48(H)mm/約229g(本体のみ)、128(W)×108(D)×113(H)mm/約625g(パンチルター部)
●GV-LS1のおもなSPEC
撮像素子:1/2.3型1240万画素
焦点距離(35mm換算):24mm
ズーム:デジタル4倍
最低照度:5ルクス(感度アップ:スローシャッター)
動画記録:AVCHD(フルHD、最大24Mbps)
ストリーム出力:MPEG2 TS(フルHD、最大5Mbps)
記録メディア:SD/SDHC/SDXCカード
ネットワーク:有線LAN(100BASE-TX/10BASE-T)、802.11b/g/n(2.4GHz帯のみ)
入出力端子:マイク入力、AV出力(φ3.5mmミニプラグ)ほか
サイズ/重量:73(W)×48(D)×90(H)mm/約179g
■関連サイト
JVCケンウッド
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