3Dビデオ対応ホームシアタープロジェクター『VPL-HW50ES』
いつの間にか週アス編集部プロジェクター担当になっていたジャイアン鈴木です。それはさておき、本日ソニーから本格シアタープロジェクター『VPL-HW50ES』が発表されました。発売日は10月25日で、価格はオープンプライス(予想実売価格33万円前後)。ほんのちょっとなにか(貯蓄とか食事とかファッション)を犠牲にすれば、買えなくはない価格帯です。
従来機より約50%輝度向上 |
DB型超解像処理LSIを搭載 |
リビング視聴に便利な高輝度モード |
存在を忘れるほどの静粛性 |
この『VPL-HW50ES』は、従来機『VPL-HW30ES』の後継モデルですが、4Kホームシアタープロジェクター『VPL-VW1000ES』の最新技術が投入されており、
・高輝度と色再現性の両立
・DB型超解像処理LSI“リアリティークリエーション”による高い解像感
・“アドバンストアイリス3”による高いダイナミックコントラスト比(100,000:1)
・完全遮光できないリビングのための高輝度モード
・3Dシンクロトランスミッター内蔵(追加購入不要)
・約21dBの静音性
……などが実現されています。
今回、同製品発表に合わせた体験会に参加したのですが、ちょっと本気で購入を検討し始めてしまいました。
体験会に参加! |
まず驚かされたのは、データーベース型超解像処理LSI“リアリティークリエーション”による解像感と質感の高さです。
リアリティークリエーションOFF |
リアリティークリエーションON |
リアリティークリエーションOFF |
※拡大写真 |
リアリティークリエーションON |
※拡大写真 |
上の写真は、リアリティークリエーションをオフにしたときと、オンにしたときの映像を撮影したものです。建造物や雲の質感を見比べていただきたいのですが、その差は歴然です。
実は今回の体験会では、映画コンテンツも視聴したのですが、人物の髪の毛や瞳の質感、群衆のそれぞれの表情を見比べたときには、上のような風景映像以上の差を感じます。
一度、超解像のかかった映像を大画面で見てしまうと、これまでの映像がぼやけて見えてしまうかもしれませんね。
驚くほど静かです |
そしてワタシがなにより驚いたのは、その静粛性です。今回の体験会では、画質比較用に他社製プロジェクターも用意されていたのですが、明らかに音量が違います。
20畳ほどのホームシアタールームなら、自分とプロジェクター本体の距離も離れるでしょうから、多少のファン音は気にならないでしょう。しかし、1メートル以内で聞く某社製プロジェクターの動作音は、ワタシ的にはゴメンナサイレベルでした。
本気で購入を検討中です! |
完全遮光できないリビングでも視聴できる高輝度モード、リビング内に置いても気にならない静粛性、そしてフルハイビジョン映像を上回るリアリティークリエーションによる超解像感を実感して、かなーり心が揺れています。
当初アウェイ感をひしひしと感じながら参加した体験会でしたが、「YouTube、ニコニコ、Hulu観たらすごくね?」とか、「ゲーム機つないだら最高じゃね?」とか、「ギャルゲーやったら現実いらなくね?」とか、ワクワク感が止まりません。
もうソファーは捨てましょうかね! そうすれば『VPL-HW50ES』を置けるはずなんです!
パネル | 倍速駆動対応0.61型SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)、約622万画素(2,073,600画素×3枚) |
3D機能 | 対応 |
投影サイズ | 40~300型(対角・16:9) |
輝度 | 最大1700ルーメン |
ダイナミックコントラスト比 | 最大100,000:1 |
サイズ/重量 | 407.4(W)×463.9(D)×179.2(H)mm/約9.6kg |
VPL-HW50ES
メーカー:ソニー
発売日:10月25日
予想実売価格:33万円前後
ニュースリリース(外部サイト)
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