シボレーのコンパクトカー『ソニック』を買って1年ぶんのガソリンをもらっちゃおう。4年間の新車保証などを含むキャンペーンが9月1日に開始されるぞ。
昨年11月に発売された『ソニック』は、“ワイルド・コンパクト”の異名をとる軽快なコンパクトカー。シボレーというとカマロやコルベットなどスポーツタイプのアメ車を想起しがちだが、全長4050ミリ、1600ccクラスのソニックは、GMがグローバルな生産体制で製造している世界戦略車なのである。
アメ車では珍しい鮮やかな赤色のフレイム レッド。このカラバリもソニックが世界戦略車である証だ。 |
今回発表された“シボレー ソニック パーフェクトケア・キャンペーン”では、ソニックの購入者全員が以下の特典を受けることができる。
1. 4年間、走行距離無制限の新車保証
2. 3年間または6万kmまでの指定点検整備 無料
3. 3年間・24時間のロードサービス
4. 1年分のガソリンのプレゼント
5. 2.9%特別低金利ローン
シボレー ソニック パーフェクトケア・キャンペーンは9月1日から提供される。 |
ソニックはいわゆるBセグメントのクルマで、国内でライバルとなる輸入車には『フォルクスワーゲン Polo』、『プジョー 207』、『シトロエン C3』、『フィアット 500』などが挙げられる。
これらのライバルと比較した場合、ソニックのキャンペーンでは新車保証の長さ(他車は3年間)と、指定点検整備の無料化(他車は6万円程度)が大きなメリットとなりそうだ。
そして気になる1年ぶんのガソリンだが、これは12万円ぶんのENEOSプリカとして提供される。よってENEOSのスタンドでガソリンを入れるほか、コンビニやファミレスでも利用可能。つまり実質的には12万円の値引きに相当することになる。
ちなみに12万円という金額については、ドライバーの平均走行距離(年間9686km)、ガソリンの平均価格(リッター134.35円)、そしてソニックの平均燃費(10.9km/l)から算出。これだと年間のガソリン代が約11万9000円になる計算だ。
サイドビューだと日本車と見間違いそうだが、それも世界中のコンパクトカー市場をフィールドとしているから。ただしタイヤサイズは 195/65R15 と、ライバルに比べてワンサイズ大き目だ。 |
なおGMジャパンによると、クルマの購入を考えているユーザーでは「購入価格&維持費を重視」する人が59.0%おり、やや重視の30.3%を合計すると、89.3%ものユーザーがトータルコストを気にしているという。
そしてソニックはベーシックモデルで189万円と、Bセグメントのなかではもっとも安いプライスタグを付けている。それでいて今回のキャンペーンが投入されることにより、コンパクトな輸入車を検討しているユーザーには大きなインセンティブになりそうだ。
こちらはボラカイ ブルー メタリック。地面に吸い付くようなタイトな乗り心地は、日本の道路事情にピッタリとマッチしている。 |
そして同社では、クルマ離れと言われる若者も想定ユーザーとしてターゲッティングしているようだ。8月18日・19日に開催された夏フェスの『サマーソニック2012』では、シボレーブースを出展してソニックを展示。アメ車への固定観念がない若者たちに、ソニックのワイルドさをアピールする作戦である。
本キャンペーンの終了時期は未定。エコカー補助金がまもなく終了するというこの時期、新車の購入を考えている人にはかなり気になる情報になることは間違いなさそうだ。
オリジナリティーがかいま見られるインパネ周り。デジタルの速度計とアナログのタコメーターの組み合わせがユニーク。ウィンカーレバーも日本市場に合わせて右側になっている。 |
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