いよいよ7月27日(金)より、ロンドンで第30回五輪競技大会が開催されます。そこで今回は、Windows Phoneで五輪を楽しむ方法をご紹介します。
ちなみに7月上旬には筆者もロンドンを訪れる機会がありましたが、すでに現地は五輪一色。いたるところで五輪のロゴや掲示物を見かけました。ホテルの値段も高騰中です。
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↑トラファルガー広場にあったカウントダウン時計(7月3日撮影)。 |
■五輪公式のWindows Phoneアプリが登場
ロンドン五輪をWindows Phoneで楽しむうえで、必ずインストールしておきたいアプリが『London 2012』です。
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↑ロンドン五輪の公式Windows Phoneアプリ。様々なカテゴリーから目的の情報を絞り込める。
このアプリは五輪公式という位置付けで、五輪とパラリンピックの両方に対応。競技日程や出場選手リスト、競技結果、最新ニュースといった膨大なデータが、パノラマを中心としたMetroデザインで整理されています。
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↑見たい競技の日程を確認し、リマインダー機能に登録できる。
残念ながらアプリは英語版のみの提供となっていますが、選手リストは国籍別に登録されており、日本の情報もしっかり入っています。
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↑日本人選手の一覧を表示。気になる選手が出場する競技も確認できる。
競技結果についても充実しています。なんと、メダルの獲得状況をWindows Phoneのプッシュ通知で受け取る機能に対応。日本の選手が獲得したメダルだけ知りたいとか、1日ごとにサマリーを受け取りたいといった設定もできるようになっています。
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↑まだ本番前なのでメダル情報はないが、プッシュ通知で受け取れる。
→アプリの入手はコチラ(外部サイト)から
■シンプルな五輪アプリも
このようにロンドン五輪では多機能な公式アプリが無料で提供されており、ほかの一般開発者によるアプリを大きく引き離している印象を受けます。
とはいえ、公式アプリは機能が多すぎるせいか、やや重たく感じるのも事実です。タイムテーブルやニュースを手早く確認したい場合、『London 2012 TT』のようなシンプルなアプリも便利そうです。
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↑競技日程やニュースを手軽に確認できる。
→アプリの入手はコチラ(外部サイト)から
■ロンドンで現地観戦するならこのアプリ
ロンドン五輪の開催期間は日本の夏休みとも重なっており、ロンドンに乗り込んで現地で観戦する予定を立てている人もいると思います。そんな現地組におすすめしたいのが『London Travel』です。
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↑ロンドンの交通アクセスをほぼ網羅している。
London Travelを使うと、ロンドンの地下鉄やバスといった交通手段に関する情報にアクセスできます。乗り換え検索機能では、単に2地点を指定するだけでなく、“地下鉄だけ”、“バスと地下鉄だけ”といった条件設定にも対応しています。
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↑乗り換え検索で特定の交通手段を指定できる。
バスといえば、ロンドンでは赤い二階建てのバスがひっきりなしに走っており、街並みの一部となっています。路線が複雑でロンドン初心者にはやや難しいのですが、このアプリはバス情報が充実しているのも見逃せません。
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↑路線ごとのバス停を地図上に表示。さらに次のバスが何分後に来るかを示す“カウントダウン”機能も。
ロンドンのICカード『オイスターカード』に対応した機能もあり、あらかじめウェブサイトでアカウントを取得することにより、残高を確認することができます。
→アプリの入手はコチラ(外部サイト)から
■Bingマップを活用した乗り換え検索アプリ
London Travelに近い機能を持った無料アプリとして、マイクロソフトによる『Bing Get Me There』もあります。
海外設定のWindows Phoneには現在地周辺の情報を集約した“ローカルスカウト”機能があり、いずれもBingの技術をベースとしています。しかしこのアプリは、ロンドンを旅行するという目的に特化しているのが特徴といえます。
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↑Bingの機能を生かしたアプリ。乗り換え検索も。
→アプリの入手はコチラ(外部サイト)から
■地下鉄の乗り換えに特化したアプリ
ほかにもロンドンの地下鉄に特化したアプリとして『Tube Map』があります。ロンドンの地下鉄は“Underground”と表記されることが多いのですが、“Tube”という愛称もあるようです。
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↑実際にロンドンの地下鉄で使われている路線図を表示できる。各路線の遅延情報も。
ロンドン地下鉄では駅構内を含めて携帯がほぼ圏外となり、スマートフォンを使いづらいのが難点です。それでもこのアプリでは、路線図だけはネット接続がなくても使えるようになっています。
→アプリの入手はコチラ(外部サイト)から
■スマートフォンを活用して五輪を楽しもう
前回の北京五輪は2008年。もちろんスマートフォンやソーシャルメディアは存在していたものの、現在に比べればずっとマイナーな存在でした。
その後の4年間で、ガジェットやサービスが大きく進化したのはご存じのとおりです。ぜひ五輪の新しい楽しみ方を見つけてみてください。
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↑ライブタイルでロンドンの天気を表示しておくと雰囲気が出ます。 |
山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ
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