ソニーモバイルが7月21日発売予定のBluetoothヘッドセット『スマートワイヤレスステレオヘッドセット MW1』。ヒットモデル『MW600』の後継ということで、気になっている人は多いはず。
そこで早速、AndroidだけでなくiPhoneとBlackBerryでもテスト使用してみました!
■まずはAndroidで機能と操作性をチェック
MW1のウリは、Bluetooth接続したAndroidスマホ内の音楽を再生したり電話を受話したりできるだけでなく、SMSやメールの受信、Twitterの投稿などもわかること。Androidスマホに専用アプリをインストールすると、この機能が利用できるようになります。
ただし、この専用アプリの導入はちょっとめんどう。Google Playから『LiveWareマネージャ』をインストールした後、SMSの受信通知を可能にするアプリ、メールの受信通知を可能にするアプリなどをそれぞれインストールしなければなりません。
↑インストールした『LiveWareマネージャ』(左)で、“スマートワイヤレスヘッドセットプロ”を選択し、“アプリケーションと設定”を選ぶ。
↑“アプリケーションの検索”から“Smart Extras”に関連するアプリをインストール。これで、SMSやメール、カレンダーなどの通知がわかるようになる。
現在通知を受け取れるのは、
・電話
・メール
・SMS
・カレンダーのリマインダー
・Twitter
・Facebook
・RSS
など。
SMSやメールは、まず差出人の名前や番号を表示し、そのあと文面も読めます。Twitterは、登録したアカウントのタイムラインに流れる投稿を1件ずつ読めます。ここらへんの挙動はSmartWatch MN2に似ていますね。
■iPhoneもBlackBerryも使える
Androidのようなアプリ連携の機能はありませんが、MW1はiPhoneとBlackBerryでも利用できます。
できるのは、スマホ内の曲の操作、音量の変更、かかったきた電話への応答などです。
↑iPhone 4SもBlackBerry Bold 9900も無事にペアリングしました。
ただし、ペアリングできるスマホは2台まで。したがって、AndroidとiPhone、BlackBerryを同時に接続することはできません。私やジャイアンさんやACCNみたいな人には残念!
また、2台を同時に接続できますが、MW1で電話を受けられるのはメインとして登録する1台のみです。
↑BlackBerryで受話した例。日本語の文字(右)は化けてしまいました。
↑曲名やアーティスト名の日本語はバッチリ表示できます。
■マイクロSDカード内の曲も聴ける
MW1の特徴のひとつが、本体にマイクロSDスロットを備え、マイクロSDカード内の音楽も聴けることです。マイクロSD用のカードリーダーが付属するので、PCで管理している曲をスマホで聴きたい場合に重宝します。
MW600とのおもな違いは、マイクロSDが扱えることとAndroid用アプリと連携すること、イヤホンのコードがからみにくい扁平型になったこと。iPhoneとBlackBerryで使う場合は機能的な差があまりありませんが、マイクロSDスロット搭載など仕様上の改良は魅力的です。
Androidスマホといっしょに使う場合は、MW600から買い替える価値があります。スマホをカバンやポケットに入れっぱなしにしても主要な情報が確認でき操作もできるBTヘッドセット、満員電車に乗る人やジョギングのお供を探している人におススメです。
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