既報(関連記事)でご存じだとは思いますが、東芝の14.4インチのシネスコ液晶(1792×768ドット)を搭載した次世代Ulteabook『Satellite U845W』、タブレットのようにも使えるコンバーチブルUltrabookについて、台湾東芝で取材してきました。日本での展開時期や価格などはうかがえませんでしたが、写真はたくさん撮れました。ではまず、シネスコUltrabookから。
天板
左側面
右側面
背面
前面
僕の使っている初代Ultrabook、dynabook R631と比べるとやや厚く、かなり重いです。とはいえ、Ultrabookカテゴリーの製品なわけですから、重量2キロ、厚さ2センチは切ってくるんじゃないかと思われます。お次はコンバーチブルUltrabookです。
コンバーチブルUltrabook
パームレストにはコアi7のUltrabookロゴが。キーボードスライド式になっており、閉じるとちょうど液晶面が上にきて、タブレットのようになるので、コンバーチブル、というわけです。
液晶を閉じるときはまず倒す
キーボード側にスライド
やや厚いタブレットに
背面
左側面
右側面
Windows8時代のコンバーチブル型Ultrabookでは、こういったスライド式や液晶が取り外せるか、あとはぐるっと回転させる機種も出てくるのではないかと思います。が、この東芝機のようなスライド式は重量に響きますが、バッテリー面では長持ちしそうです。
Ultraookを並べてみた
写真左がシネスコ機、真ん中は僕のdynabook R631、右はコンバーチブル機です。並べてみるとシネスコ機は幅368mmと広めですが、奥行は200mmと短めです。コンバーチブルは13.3インチのR631と同等ぐらいの液晶サイズですが、奥行はじゃっかん短め、と思いきや、すいません、これ液晶面で置き場所を調整して撮っている写真なんで、実際の奥行はR631と大差ないです。
2012年の東芝Ultrabookは多角展開!?
あくまでグローバルレベルの話で、国内で全モデル投入するかどうかは不明ですが、シネスコ機、14インチ、従来の13.3インチ、コンバーチブル機と4種類のシリーズでUltrabookを展開する模様です。
Windows RT搭載のARM系SoC採用機
東芝はWindows RT採用機も考えているそうです。キーボードが外れるタブレット分離型と、ノートPCのようないわゆるクラムシェル型。
Windows RTのクラムシェル
左側面
右側面
背面
クラムシェルタイプは背面にSIMスロットっぽいものが見えますが、開発機のため、製品版ではどうなるかわからないとのこと。
キーボードが分離するタブレット型
左側面
右側面
液晶(タブレット)のほうにもマイクロHDMIなどのインターフェースがあるのが、いかにもタブレット。なかのCPUはまだ教えられないとのこと。
なお、価格がわかったのは『Satellite U845W』のみで、7月にアメリカで999.99ドルで販売する予定。ほかは、追加情報入り次第、また記事にします。
■関連サイト
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