COMPUTEX TAIPEIのNVIDIAブースでは、モバイル向けの新CPUなどの発表がなかったこともあり、モバイル分野では現在発表、発売されているTegra3搭載スマートフォンやタブレットの展示がメインとなっている。
↑auから発売予定の『ARROWS Z ISW13F』。グローバルモデルが多いスマホのなかで唯一の日本向け端末。
↑東芝から発売予定の13.3インチ液晶を搭載した大型タブレット『REGZA TABLET AT830』。
↑こちらはCPUはTegra2だが、ベースバンドチップに同社製のIceraを搭載したZTEのU970。今後はTegra3との組み合わせも登場してくる予定とのこと。
↑E3で発表されたスクウェア・エニックスの新作『DEMONS’ SCORE』を、COMPUTEXのNVIDIAブースでもデモンストレーションを行なっていた。
既発表の製品展示が多いなか、ひときは注目を集めていたのが、Tegra3を搭載したASUS製のWindows RTタブレット『ASUS Tablet-600』。実働しているモデルはこのNVIDIAブースにあるモデルのみということで、残念ながらケース内の展示のため使用感はわからなかった。
↑メトロスタイルが実際に稼働している『ASUS Tablet-600』。
↑厚さは8.35ミリとかなりの薄型。ディスプレー周辺部分のガラスがラウンドしており、高級感がある。
↑ASUSのほかのモデルと同様、キーボード部から着脱可能なハイブリッドタイプ。
公開されているスペックは下記のみ。そのほか価格や発売時期、日本での発売など詳しいことは未定。Windows RTのCPUとしては、クアルコムのSnapdragonもあり、稼働モデルのデモをプレスイベントで披露している。アンドロイド市場と同様に、激しいシェア争いとなりそうだ。
●SPEC
CPU Tegra(クアッドコア)
OS Windows RT
ディスプレー 1366×768
厚さ 8.35ミリ
■関連サイト
COMPUTEX TAIPEI
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