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台湾版GALAXY S IIIを日本語化【週間リスキー】

2012年06月07日 13時00分更新

 せっかちジャイアンというか平野店長のせいで順番が前後しちゃいましたが、サムスンのGALAXY S III ドコモ版“SC-06D”(デュアルコアCPU)と台湾版“GT-I9300”(クアッドコアCPU)のハナシの続き。

GS3T

 日本一の白ロムバイヤーであり、あわよくば海外ケータイをメイン機に据えようと試みるアックン・オッペンハイマーとしては、ドコモに限らずキャリアと契約しスマホを買う行為はハレー彗星がやってくる頻度を下回っており、当然、選択肢は国内版白ロムか海外版SIMロックフリー版に限られるわけです。して、今回は後者。理由は先に手に入るから。以上。ええ、私もせっかちなのですね。

 さて、まずは両者を比べていきましょう。むろん、最大の関心はCPU違いによるパフォーマンスの差でありますが、それはせっかちジャイアンというか平野店長がやってしまったため、ここでは地味~な違いです。いえ、いいんですよ。手間が省けましたもん。ありがとうございます。一生忘れません。

おでこのロゴが違う
GS3T
↑オッペンハイマーさんはキャリアロゴが大キライという説がございます。Nokiaケータイでは、よく外装をグローバル版に取り替えていたとか……。
背面もちょとちゃう
GS3T
↑右がドコモのね。FeliCaマークがございます。あと、最下にうっすらキャリア型番が……コレも大キライ。Nokiaケータイでは削ったりとか……。
アンテナの有無
GS3T
↑上がドコモ版。ワンセグのアンテナがビョ〜ンて伸びます。私は4年に一度くらいしかワンセグ使わないのでシンプルな台湾版のほうが好き。
厚みもちょとちゃう
GS3T
↑ワンセグのアンテナのせいかしら、ドコモ版のほうが若干厚みが増しております。写真ではわかりにくいですが……。
バッテリーもちゃう
GS3T
↑右がドコモ版。ち、小さい?
容量は一緒やった……
GS3T
↑どっちも2100mAh。ドコモ版はそのぶん、厚みでカバーしているのね。アンテナとの関係だと思われます。
いずれもマイクロSIM採用
GS3T
↑GALAXY Noteでは海外版はミニSIMスロットで、ドコモ版はマイクロでしたが、S IIIはどちらもマイクロ。国やキャリアによりけりなのかもしれませんケド。

 続きまして日本語化です。数ヵ国語を流暢に話すオッペンハイマーもたまたま中国語は体得されておらず、また、日本庶民の声に耳を傾ける必要も時に生じるためですが、まぁ、しかしICS(Android 4.0)から日本語化はラクになりましたね~。むしろ張り合いない。それまでは大変だったのよ(過去のリスキー参照)。

中国語の洗礼を受ける
GS3T
↑電源投入後、中国語の洗礼を受けます。次の画面へ進めそうなボタンをカンで押し続け、なんとかホーム画面にたどり着きましょう。メニューから“設定”を選択。
たぶんコレね
GS3T
↑いかにも言語を選択できそうなアイコンをタップ。
日本語を選択
GS3T
↑世界の片隅ですから、最下にあります。
日本語入力は?
GS3T
↑デフォルトではできませんが、ShimejiなりATOKなりGoogle日本語入力なり、好きなの入れたらいいじゃない。
NFCがある
GS3T
↑そうでした。日本では事実上、FeliCaと排他実装なので、ほとんど普及が見込まれない世界共通規格NFC。Android BeamもXperia Smart Tagsも使えますな。
Siriもある
GS3T
↑いや、Siriじゃない。ソレっぽいやつね。S Voiceっていいます。日本語は未対応。ドコモ版にはない。APK出回ってるというウワサありますが、なんのことやら……。

 ただ、世を忍ぶ仮の姿とはいえ出版社に勤務するオッペンハイマーとしては、中華フォントが気になります。週アス本誌のように美しい日本語フォントでないと、その端末を使う気すら失せてしまいます。なんとかしましょう。

Fontmizer SPをインスコ
GS3T
↑GALAXY用フリーのフォント変更アプリ『Fontmizer SP』をPlayストアから入手して起動。Jの欄にあるJapanese Fontsから中華じゃないキレイな日本語フォントを3つダウンロードできます。実行してインストール後(あらかじめセキュリティ設定で“提供元不明のアプリ”をチェックしておく必要があります)、ディスプレーの設定からフォントを変更可能。
システムフォントがキレイに!
GS3T
↑“モトヤシーダ 3等幅”がドコモ版のフォントに最も近い感じでした。

 残念ながら、この方法で日本語化してもシステムだけで、アプリ内は中華フォントに戻ってしまうのですね。GALAXY Noteのときと一緒。Noteはこのせいで結局rootをとったのですが、まだS IIIでは、やり方が確立されておりません。サムスンはバージョンアップも頻繁なので(rootがはじかれたり戻ったりする)、少々気が引けるのですが、たぶん、やっちゃうでしょうね……。

アプリ表示は中華フォント
GS3T
↑気にならない人は、まったく気にならないと思いますが、私はダメなの……。root取れたら、完全な日本語化にまた挑戦してみたい気もしますが、すでに別な端末にラブな可能性も高く、お約束はできません。

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