ランボルギーニが日本に輸出されてから45周年だそうです。常に最高峰のモデルを提供し続け、いい歳になっても、死ぬまでに一度所有したい! とまで思わせるランボルギーニ。その記念モデルが東京ミッドタウンで公開されました。普通に広場での催しだったので、ラッキーな通りがかりの人はその模様を見ていたかもしれませんね。……週アスはPC/IT誌だから、たまたまではなくちゃんと取材参加しましたよ。
今回、日本上陸45周年を記念したモデルは『ランボルギーニ ガヤルド LP560-4 ビアンコ・ロッソ』。その名のとおり、日本の国旗を彷彿させる白(ビアンコ)と赤(ロッソ)のカラーリングで、日本限定で10台が販売されます。
GALLARDO LP560-4 Bianco Rosso |
©Automobili Lamborghini |
エンジンタイプ | 90°V型10気筒 DOHC 4バルブ |
総排気量 | 5204cc |
最高出力 | 560PS(412kW)/8000rpm |
最大トルク | 540N/6500rpm |
サイズ/重量 | 4345×1900×1164mm/1500kg |
ホイールベース | 2560mm |
トレッド | フロント:1632mm、リア:1597mm |
重量配分 | フロント:43%、リア:57% |
トランスミッション | フルタイム4WD(ビスカス・トラクション・システム) |
ギアボックス | 6速+リバース |
フレーム | アルミニウム製・スペースフレーム |
サスペンション | ダブル・ウィッシュボーン&サスペンション・システム |
ディスクブレーキ | フロント:φ380×38mm、リア:φ356×32mm |
最小回転半径 | 5.75m |
タイヤ | ピレリ Pzero フロント:235/35 ZR19、リア:295/30 ZR19 |
一見、真っ白なガヤルドですが、赤に塗装された部分は多くて、外装はサイドミラーやエンジンボンネット、ブレーキキャリパー、内装もドアやハンドブレーキなど、見る場所によってはかなり赤が目立っています。日の丸カラーは、刃先のようなソリッドシェイプによく合いますね!
このスペシャルなリミテッドモデルは、お値段25,410,000円(税抜き車両本体価格24,200,000円)。数字を見ながら、いち・じゅう・ひゃく、と数えるのが通例です。もっとも、最初から各種装備が多数組み込まれているので、これ以上のオプション類はそう必要ありません。
ちなみに、標準になっている装備は以下。
・ナビゲーション
・リフティングシステム(段差用に車高が上がる)
・ETC
・リアビューカメラ(バックに必須)
・クリアーエンジンボンネット(エンジンが丸見えになる)
・LEDライトパッケージ
・19インチハイグロス ブラックコーデリアリム
45周年って、そんな昔から日本にランボルギーニってあったんだ、なんて気もしますが、ランボルギーニ ジャパンが創立してからは10周年だそうです。ちなみに、1967年から1500台以上が販売されたとのこと。
350GT
製造年:1964~1966年
ランボルギーニ製造の初モデルは、3.5リッターのV12エンジンをフロントに搭載。全120台の生産に対し、わずか2台のスパイダーモデル、350GTSもある。
ミウラ
製造年:1969~1971年
リアのホイールアーチが特徴的な、マルチェロ・ガンディーニのデザイン。4リッターV12エンジンはリアに横置き。ちなみにミウラは闘牛関連の名前で、ここからディアブロ、アヴェンタドールといった、闘牛に関したモデルネームがつけられている。
クンタッチ LP400
製造年:1974~1978年
もっとも有名なスーバーカーで、ランボルギーニを代表する一台。4リッターV12をリアに縦置きし、以降のモデルはすべて縦置き(LP)になった。昔はカウンタックと表記していたが、最近はネイティブな書き方も多い。これはイタリアのピエモンテ地方の方言で、びっくりしたときの発声とのこと。プロトタイプを見て驚いたスタッフが実際に発し、創設者のフェルチオ・ランボルギーニが採用したとか。
スーバーカー世代には懐かしい、当時のオフィシャルカットも掲載しておきます。スーパーカーカードなどを思い出しますね!
350GT |
©Automobili Lamborghini |
Miura |
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Countach |
©Automobili Lamborghini |
なお、現在販売されているモデルは2種類。アヴェンタドールとガヤルドですが、もちろん展示がありました。だいぶ今っぽいというか、ステルス機っぽいというか、要はガンダムですが、基本的な部分、どこから見ても“ランボルギーニ”がうまく継承されているのはさすが。
まずはアヴェンタドールから。リアのカクカクした部分が、ウイングやインテークとして開いたり閉まったりするというのは、男心を貫通するポイントが高い機能といえるでしょう。
続いてガヤルドLP570-4 スーパートロフィオストラダーレ。カーボンパーツがド派手なほか、ウイングは空力的にも男性の嗜好的にもわかっている感あるもので、ガヤルドとは別モデルとも言えます。
3月に発表されたガヤルドLP550-2 スパイダー。Cピラーあたりのインテーク形状が他とは違うので、写真を拡大して比較してみてください。フィンのようになっているのが分かります。
最後に標準的なガヤルドLP550-2も。普通に街で見たら二度見するレベルのスタイルですが、このラインナップの中ではおとなしく見えます。目の錯覚。
いつも会場ではたぎって手ぶれるので、最近のモデルもオフィシャルカットを大きく載せておきます。
AVENTADOR LP-700-4 |
©Automobili Lamborghini |
GALLARDO LP570-4 Super Trofeo Stradale |
©Automobili Lamborghini |
GALLARDO LP550-2 Spyder |
©Automobili Lamborghini |
なお、限定モデル『ガヤルド LP560-4 ビアンコ・ロッソ』は、5月18日(金)より販売開始。せっかく車を買うんだから人とかぶらないモデルにしたい、という人は、10台しかないカラーのこのモデルはいかがでしょう。なにより、日本だけのさりげない日の丸カラーっていうのがいいですね!
『ガヤルド LP560-4 ビアンコ・ロッソ』
発売日 2012年5月18日
本体価格 25,410,000円(税抜き 24,200,000円)
お問い合わせ先
ランボルギーニ カスタマーセンター
電話番号:0120-988-889
ランボルギーニ・ジャパン(関連サイト)
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